自然の赴くままに・そのときの 気分次第で・なんとなく

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JR東日本新幹線のお召列車は

今回は短い記事で終わりです。

天皇皇后両陛下が鉄道で移動する場合、在来線では専用のお召列車が使用されます。現在では E655系なごみ編成に天皇皇后両陛下が乗る特別車両の E655-1 を真ん中に挟んで運用されるのですが、これができる前は機関車けん引の専用編成 1号編成 が使われていいました。今日はその話を記事にするのではなく新幹線の場合はどうなのかを書いてみます。

新幹線のお召列車は?

昔は新幹線といえば東海道新幹線だけでした。そして新幹線開業後は天皇皇后両陛下も新幹線を利用されていました。この時、お召列車専用の編成というのは用意されずに通常の営業車両を特別整備して使用していました。昨今では無線その他警備のシステムが充実しているので良いのですが、当時はまだまだ人手に頼る必要な部分が多く、特別整備した新幹線が走る際には一般の営業車両と目視で見分けられるように先頭車両に装飾がされました。最初のころは排障器に白い「V」字の模様を入れてました。

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最初の新幹線お召列車の識別装飾

ただこの装飾はそのうちに前照灯のところに青いラインを入れる形に変更されています。

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青いラインのお召列車

この装飾は0系時代は行われていましたが、その後の 100系、200系、300系、700系などでは無線や警備の仕組みが充実したこともあり、そのような装飾はされていません。

新幹線のお召列車はどんな車両が使われているの?

時々書籍やネットの記事で「防弾ガラスや床、壁面を強化している。」と書かれているものがありますが、そのあたりは私は本当のことを知らないのでコメント避けますが、そのような改造を事前にすることはあるようです。実際につくばエクスプレスをお召列車にしたときはそのような改造をしていたようです。

trafficnews.jp

ただし、新幹線の場合では使用する編成を限定していることが分かっていて、もしかしたらその編成のグリーン車はそのような装備をしているのかもしれません。

参考までに、以下の編成がお召列車としてよく利用されています。

それ 以前の E2系の場合は N2, N12, J2, J57, J71 を使っていました。最初は N2, N12, J2 で、E2系 1000番台登場後は東北・上越方面は J57, J71 で長野方面は N2, N12, J2 という感じだったかもです。これらの車両が通常時はどうなっているか、営業している上記編成のグリーン車に乗車した際にガラスをしっかり見たりするとわかるかもしれません。ちなみに特別整備された車両のガラスの色が他の車両とちょっと違うとか聞いたことありますね。

おまけ

このブログで時々出てくる絵、今回は新幹線 0系の絵ですが、これはパワーポイントのオートシェイプの図形を使っています。専用の絵を描くツールよりも簡単に書くことができて図にも落とせるので便利ですね。

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0系ばらばら

こんなパーツでできています。(笑)200系だとこんな感じで描きました。

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200系オリジナル

更新車はこれですね。

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200系更新車