自然の赴くままに・そのときの 気分次第で・なんとなく

興味を持ったことを、なんとなく気の向くまま書いています。

6月24日長野新幹線車両センターの状況

平日なのですが用事があって長野新幹線車両センターの近所に言っていたので、帰りの夕方に訪問してみました。

W7 編成の状況

まずは先週末に動きのあった W7編成ですが、車輪転削庫の奥に 12両しっかり収まってました。

f:id:imaisato:20200624202804j:plain

車輪転削庫奥の W7編成

W2 の時はもう少しこちらまで来ていたように思うのですが、勘違いかもしれません・・・・・と思って車輪転削庫のところまで移動してみると、

f:id:imaisato:20200624203023j:plain

車輪転削庫手前の W714-507 と W715-507

なんと、W2 の時は編成そのまま奥に押し込まれていたのに W7 は 2両分割されていて、車輪転削庫奥に 10両、手前に 2両と分けて留置されていました。やはり W2 より飯山寄りに留置されているようです。そこでほぼ同じ場所で撮影している W2 編成の写真を探し出して比較。

f:id:imaisato:20200624204002j:plain

4月19日の車輪転削庫奥の W2 編成

やはり2両分ずれていました。両方の写真の左側の保線基地の建物の位置から見れば一目瞭然ですね。

W2 は動いたのか?

先週「もしかしたら車輪転削庫の手前側には W2 が移動させられて、検修庫の整備の準

備が始まるかも。」と書きましたが、これは大外れ。やはり解体作業の一時置き場で留置線は使わないようで、車輪転削庫手前には F16 が来ていました。

f:id:imaisato:20200624204506j:plain

車輪転削庫手前の W2 と F16

つまりこれからも車輪転削庫手前に W2 が来ることはなさそうで、次に解体される編成が今まで通りこのように一時置きされるようです。この配置、W2 があったころと同じような感じですね。当の W2 は検修庫 3番線にそのままありました。

F16の状況は

F8 編成が残り 2両になり、E7 系の次の解体はどれになるのかなと思っていたら、予想通り F16 になりました。F16 は 3つに分割されそれぞれ解体準備に入っています。

まずは先の W7 の写真に写っている車輪転削庫手前に E725-216, E726-516, E715-16, E714-16 + E725-116, E726-316, E725-416, E726-416 + E723-16, E726-116 の順に 10両が留置されています。

f:id:imaisato:20200624210326j:plain

E714-16 + E725-116, E726-316, E725-416, E726-416 + E723-16, E726-116

そして、残りの 2両は検修庫脇にアントとつながれた E725-16 が、そして解体中の F8 2両  E723-8, E726-108 と F7 の E723-7 の間に E726-216 が置いてあります。

f:id:imaisato:20200624210548j:plain

E725-16

f:id:imaisato:20200624210621j:plain

E726-216 と E723-8, E726-108

留置線の状況

留置線は F16 が移動したことで残り 3本が残るのみになりました。一番右の車輪転削庫線には W7 が留置されているのが見えるかと思います。

f:id:imaisato:20200624210805j:plain

左から F2, F18, F1

図で全体の車両の位置を示すと、

f:id:imaisato:20200624210941j:plain

長野新幹線車両センター 6月24日見たまま

このようになりました。

解体待ちと解体済みの一覧

現在の水没 E7 / W7 の状況です。解体された順番に並べています。赤字は解体済み、黄色字は解体中、緑は残されている車両、解体待ちの編成は現在の編成状態で書いてあります。 (F1 と W2 がオリジナルの編成の状態と異なります。)

【解体】

F10:E723-10, E726-110, E725-10, E726-210, E725-110, E726-310, E725-410, E726-410, E725-210, E726-510, E715-10, E714-10
F7  : E723-7, E726-107, E725-7, E726-207, E725-107, E726-307, E725-407, E726-407, E725-207, E726-507, E715-7, E714-7

F14:E723-14, E726-114, E725-14, E726-214, E725-114, E726-314, E725-414, E726-414, E725-214, E726-514, E715-14, E714-14

F8  : E723-8, E726-108, E725-8, E726-208, E725-108, E726-308, E725-408, E726-408, E725-208, E726-508, E715-8, E714-8

F16:E723-16, E726-116, E725-16, E726-216, E725-116, E726-316, E725-416, E726-416, E725-216, E726-516, E715-16, E714-16

F18:E723-18, E726-118, E725-18, E726-218, E725-118, E726-318, E725-418, E726-418, E725-218, E726-518, E715-18, E714-18

F2:E723-2, E726-102, E725-2, E726-202, E725-102, E726-302, E725-402, E726-402, E725-202, E726-502, E715-2, E714-2

F1:E725-201, E726-501, E715-1, E714-1+E725-101, E726-301, E725-401, E726-401+E723-1, E726-101, E725-1, E726-201

W7:W723-107, W726-107, W725-107, W726-207+W725-207, W726-307, W725-307, W726-407, W725-407, W726-507, W715-507, W714-507

W2:W726-402+W723-102,W726-102+W725-302,W725-102,W725-402,W726-202,W726-502,W715-502, W714-502, W725-202, W726-302

洪水のすごさがわかる一枚

W7 は検修庫内で水没しています。その後、今回の車両移動まで何も手を付けられていなかったんだなぁというのがわかる写真が撮れました。

f:id:imaisato:20200624211224j:plain

ドロまみれの W7

この写真のように、ヘッドライト上まで水没している線がそのまま残っています。そして、検修庫内にずっと留め置きされていたため舞い上がる乾燥した泥汚れが屋根まで付着して車体全体が泥まみれ。他の編成が検修庫外にあったため雨や雪で汚れが洗い流されて解体されるまでピカピカだったのと大違いの様相です。8か月も水没したまま放置されるとこんなになってしまうんですね。

f:id:imaisato:20200624211455j:plain

W714-7 真横から

もう二度とこんなになるよういな洪水、起きてほしくないです。