自然の赴くままに・そのときの 気分次第で・なんとなく

興味を持ったことを、なんとなく気の向くまま書いています。

10月24日長野新幹線車両センターの状況

今日は久しぶりに天気よく、気持ちよい気分で訪問ができました。

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山の方は雲が出ているけれど、反対側は青空なので明るい

F18 の状況

まず、解体が順調に進んでいて、車輪転削庫手前に留置してある車両が 6両に減っていました。

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E726-318, E725-118

アップルブリッジ赤沼を挟んで飯山側に2両、アップルブリッジ赤沼下から車輪転削庫側に4両残っています。

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E714-18, E715-18, E726-518, E725-218

残りは臨修庫と検修庫の脇の線に。まずは検修庫脇の E725-418

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E725-418

いつもこの位置に停車させるのは理由があって、この奥に乗降用のステップがあるからです。この写真の奥の建物のガラスに移っているのを見るとすぐにわかります。

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乗降用ステップ

本来の使われ方は 12両編成のままここに列車が進入してきて、東京寄りの運転席から降りるためのものだと思うのですが、今では解体車両を牽引するアントの乗降用に使われているわけです。

次に臨修庫あたり。まずは窓ガラスも外され車体解体待ちの E726-118。写真では見えませんがすべての窓は外され、内装も取られています。

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E726-118

その手前の窓ガラスと内装撤去中の E723-18

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E723-18

そして、一番手前は 8号車の E726-418 です。

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E726-418

そして E725-18 です。

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E725-18 と車体搬送トラック

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E725-18

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E725-18 の 後ろ姿

そして、残りの 1両 E726-218 は既に解体搬出されてしまっています。

E7 系の解体くずの搬出先は

ようやくわかりました。富山県射水市に搬出しているんですね。今日撮影したトラックを見ることでようやく判明しました。

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ハリタ金属

ずっと気になっていたんですが、東京メトロのアルミ車体屑を扱っているハリタ金属ということで納得。つまり、東京メトロの車両も北陸新幹線 E7系も、JR東海の新幹線もみんなハリタ工業でリサイクルされているということが分かったわけですね。どうして解体車両を奇麗に詰め込める車体のトラックを持っているはずです。最後の編成の時に気づいてよかったよかった。

そして、車体搬出が終わった後に薄型のトラックにそれ以外のものを積んできれいにして出発という感じなんですね。搬出ルートとしては、長野新幹線車両センター 10:50頃でそのまま長野市側にアップルラインを走っていき、村山橋を渡って高梨町西交差点を右折、新百々川橋を左折してそのまままっすぐ須坂長野東インター経由で高速道路、小杉インターから射水リサイクルセンターに向かうのかなと思います。

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上信越自動車道までのルート

村山橋は知っての通り長電が一緒にわたっている橋。10:50頃搬出だと11:00過ぎに村山橋なので、もしかしたら長電との並走も見られるかもしれません。

村山橋「Google マップ」

薄型トラックは 11:40頃に出かけるのでその時間差は 1時間。薄型は大したものは載っていないので、車体の方を見たい場合は早めに現地に入るとよいかもしれません。水曜日と土曜日が搬出日になっているようです。

www.harita.co.jp

留置線の状況

水没廃車車両もほぼなくなり営業車両もいない留置線はさっぱりしたものです。

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長野新幹線車両センター 10月24日見たまま

W7 と W2 はそのまま動きなし、F18 は先にも書きましたが W7 の前に 6両です。

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奥が W2 で手前が W7 手前左にちょっと移っているのが F18

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左が W2 で 右が W7 と F18

F18 は連結されていても全てバラバラになっています。

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切断されている高圧引通し線

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げんこつ連結状態

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列車種別行先表示器は撤去済み。車内のグランクラスのシートが見える

何度か乗った時の写真の中に、廃車になってしまった F1 のグランクラスの写真がありましたので、記録として残します。

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エンブレム

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グランクラスのエンブレム

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デッキ

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ドアのエンブレム

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車号と車内のご案内

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車内

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一人用シート

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椅子の操作パネル

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トイレ

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洗面所

解体待ちと解体済みの一覧

現在の水没 E7 / W7 の状況です。解体された順番に並べています。赤字は解体済み、黄色字は解体中、緑字は残されている車両、解体待ちの編成は解体順に現在の編成状態で書いてあります。 (W2 がオリジナルの編成の状態と異なります。)

【解体】

F10:E723-10, E726-110, E725-10, E726-210, E725-110, E726-310, E725-410, E726-410, E725-210, E726-510, E715-10, E714-10
F7 : E723-7, E726-107, E725-7, E726-207, E725-107, E726-307, E725-407, E726-407, E725-207, E726-507, E715-7, E714-7

F14:E723-14, E726-114, E725-14, E726-214, E725-114, E726-314, E725-414, E726-414, E725-214, E726-514, E715-14, E714-14

F8 : E723-8, E726-108, E725-8, E726-208, E725-108, E726-308, E725-408, E726-408, E725-208, E726-508, E715-8, E714-8

F16:E723-16, E726-116, E725-16, E726-216, E725-116, E726-316, E725-416, E726-416, E725-216, E726-516, E715-16, E714-16

F1:E723-1, E726-101, E725-1, E726-201, E725-101, E726-301, E725-401, E726-401, E725-201, E726-501, E715-1, E714-1

F2:E723-2, E726-102, E725-2, E726-202, E725-102, E726-302, E725-402, E726-402, E725-202, E726-502, E715-2, E714-2

F18:E723-18, E726-118, E725-18, E726-218, E725-118, E726-318, E725-418, E726-418, E725-218, E726-518, E715-18, E714-18

W7:W723-107, W726-107, W725-107, W726-207+W725-207, W726-307, W725-307, W726-407, W725-407, W726-507, W715-507, W714-507

W2:W715-502, W714-502, W725-202, W726-302, W725-102,W726-202, W725-402,W726-502, W726-402,W723-102,W726-102, W725-302

F18 も来週にはまた 2両解体と続くと、11月には全部解体完了ですね。そして、10/21 から仙台で F29編成の陸揚げと川重でほぼ出来上がっている F30編成が輸送を待っているし、総合車両製作所の F28 編成も状況はわからないけれど今年度には出てくるし、F31, F32 編成も続いて出てくるから、廃車で減った分と E4系延命によって、とりあえず水没した編成の JR東日本分は長野では検修できない分の予備編成を除いた数は確保できた感じになるかもね。そして、来年度に JR西日本の W7 系 2本登場となるから、それができたら E4系は廃車できるのかも。