自然の赴くままに・そのときの 気分次第で・なんとなく

興味を持ったことを、なんとなく気の向くまま書いています。

11月28日長野新幹線車両センターの状況

本日は平地でも雪が降る予報になっていたので、早めに訪問してきました。

W2の状況

先週解体に入った W2 ですが、既に2両の解体が完了しています。今の臨修庫の解体場所に置かれているのは、金沢寄りから 1号車の W723-102, 

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W723-102

8号車の W725-402,

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W725-402

そして 10号車の W726-502 です。

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W726-502

解体済みなのは 7号車の W725-302 と 2号車の W726-102、先週 F18 の E725-218 搬出前に解体場所で部品取りをされていた2両です。そして、その時に一番長野寄りにあった W723-102 がいよいよ車体の解体直前に来ていました。

他の W2系は、まず検修庫脇には 9号車の W725-402が、

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W725-402

臨修庫奥の建物の裏に 2両、3号車の W725-102 と 4号車の W726-202 が置かれています。

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W725-102,W726-202

その奥のアップルブリッジ赤沼の下には長野側から W715-502, W714-502, 

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12号車 W715-502, 11号車 W714-502

そして金沢寄りは 5号車 W725-202 と 6号車 W726-302

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W725-202, W726-302

と留置されています。そして、先週確認したときは

W715-502, W714-502, W725-202, W726-302, W725-402, W726-502, W725-102,W726-202, W726-402,  W723-102,W726-102, W725-302

(11, 12, 5, 6, 9, 10, 3, 4, 8, 1, 2, 7)

の順だったのですが、今の留置の位置だと、

車輪研削庫手前

W715-502, W714-502, W725-202, W726-302  W725-102,W726-202

(11, 12, 5, 6, 3, 4)

検修庫脇

 W725-402

(9)

解体中

  W726-502, W726-402, W723-102(搬出待ち W726-102)

(10, 8, 1, (2))

解体・搬出済み

W725-302

(7)

になっていて、わざわざ入れ替えて9号車  W725-402と 10号車 W726-502 を引っ張り出したようです。そのため、ここまでの解体順が 7->2->1->8->10->9 になっています。 残りは多分順当に 4->3->6->5->12->11になると思いますが、実際にどうなるかは解体が始まるまでわかりません。こういう解体順番はどうやって決めているのでしょうね。

W7の状況

まずは JR西日本W7系だらけの写真。

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W2, W7, W8

写真左は W2 のグリーン車、真ん中は W7 のグランクラスグリーン車、右は W8のグランクラスです。生きているのは W8だけですね。

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W7と W8のツーショット

毎回訪問して思うのですが、この角度で見ると W7 も走り出しそうです。

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遠目に見る W7と W8

 E7系 残滓の状況

ごみ処理施設の脇の台車の前にパレットが置かれ、直接台車が見えなくなりました。

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見えなくなった台車

ところが、もう 1セット台車が梱包されておいてあるのを発見。これはJR西日本 W7系の W725-302 の台車のようです。線路に乗ったままブルーシートで雑に梱包されていました。

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W725-302 の台車

JR西日本の台車なので白山総合車両所に持っていくのかもしれません。

E723-18 の運転台もそのまま変化なし。

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E723-18

解体終盤になって運転台の生首や台車の保管など、今までにない動きが見えているのが気になるところです。

留置線の状況

 W2 が移動したことで、留置線の 1番~11番すべてが解放されました。そして営業車両が入線してくるだけになっています。

今では解体で使用する車輪転削庫線と臨修庫線、検修庫脇の線以外は車両はいなくなりました。

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留置線は営業車だけ(W8が留置中)

営業車両が使用できる線も 6番線~11番線で変わらず。

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留置線は営業車だけ(W8が留置中)

現在の長野新幹線車両センターの状況はこのような感じです。

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長野新幹線車両センター 11月20日見たまま

解体待ちと解体済みの一覧

現在の水没 E7 / W7 の状況です。解体された順番に並べています。赤字は解体済み、黄色字は解体中、緑字は残されている車両、解体待ちの編成は解体順に現在の編成状態で書いてあります。 (W2 がオリジナルの編成の状態と異なります。)

【解体】

F10:E723-10, E726-110, E725-10, E726-210, E725-110, E726-310, E725-410, E726-410, E725-210, E726-510, E715-10, E714-10
F7 : E723-7, E726-107, E725-7, E726-207, E725-107, E726-307, E725-407, E726-407, E725-207, E726-507, E715-7, E714-7

F14:E723-14, E726-114, E725-14, E726-214, E725-114, E726-314, E725-414, E726-414, E725-214, E726-514, E715-14, E714-14

F8 : E723-8, E726-108, E725-8, E726-208, E725-108, E726-308, E725-408, E726-408, E725-208, E726-508, E715-8, E714-8

F16:E723-16, E726-116, E725-16, E726-216, E725-116, E726-316, E725-416, E726-416, E725-216, E726-516, E715-16, E714-16

F1:E723-1, E726-101, E725-1, E726-201, E725-101, E726-301, E725-401, E726-401, E725-201, E726-501, E715-1, E714-1

F2:E723-2, E726-102, E725-2, E726-202, E725-102, E726-302, E725-402, E726-402, E725-202, E726-502, E715-2, E714-2

F18:E723-18, E726-118, E725-18, E726-218, E725-118, E726-318, E725-418, E726-418, E725-218, E726-518, E715-18, E714-18

W2:W715-502, W714-502, W725-202, W726-302, W725-102,W726-202, W725-402,W726-502, W726-402,W723-102,W726-102, W725-302

W7:W723-107, W726-107, W725-107, W726-207+W725-207, W726-307, W725-307, W726-407, W725-407, W726-507, W715-507, W714-507

 W2 が着々と解体されています。長野新幹線車両センターでの車両解体もあと残りわずかです。