VMware が Broadcom に買収されるのが表に出てからそろそろ買収完了の最後の締め切り日 11月26日になりますが、実際どのようになるのかがまだわからないみたい・・・・に見えますね。
そのような VMware がバタバタしている中、ESXi Arm Edition があった flings.vmware.com が消えてしまっているのに気づきました。当初の買収完了日 10月末にほど近い 10月24日に flings.vmware.com が削除されてしまい、
Code Samples and PowerCLI Example Scripts | VMware - VMware {code}
へのリンクに変っています。
ESXi Arm Edition 以外の flings に合ったツールはどこに行ったの?
flings にあったツールで現在個別にホストされているものは別途入手が可能です。
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ESXi Arm Edition は VMware の Customer Connect でホストされているため、現在でも入手が可能です。
- HCIBench は Github で再ホストされています。アプライアンスは Github HCIBench からダウンロード可能です。
- VMware Event Broker Appliance (VEBA) は完全にオープンソース化されているので、Github VEBA OVA からダウンロード可能です。アプライアンスを構築するにはこの手順を参照してください。
- End using Computing (EUC) Flingsのほとんどは VMware Utilities でホストされているので、そこから入手可能です。
- vSphere 診断ツール (VDT) は Using the vSphere Diagnostic Tool (VDT) (83896) で入手可能です。
- SDDC インポート/エクスポートは Github sddc-import-export-for-vmware-cloud-on-aws から入手可能です。
- VMware Cloud on AWS 用 Python クライアント は Github pyVMC から入手可能です。
- VMware Cloud Size Companion CLI は Github VMware-cloud-sizer-companion-cli から入手可能です。
- Skyline CLI は
その他の flings については Internet Archive を使用して入手するしか今の所方法はありません。
これらのツールについては今まで通りの VMware flings ライセンスが適用されます。
これからはどうなるの?
flings を提供していたVMware の CTO 室 によって閉鎖されているので、今後 Broadcom による買収完了後も復活するのは望み薄です。VMware Developer でも公開されるのは望み薄ではないかと思うので、痒い所に手が届くツールが更新されなくなって最新プロダクトに対応しなくなっていく・・・・将来しか見えないのが残念です。
新生 VMware Software 部門はどのようにやっていってくれるのでしょうか。気になるところです。(その前に、11月26日の合併吸収が完了するのかも気になりますね。)