今日は今までの記事について、車両の移動はどうだったかを図で整理してみました。
長野新幹線車両センターの E7 / W7 の水没後の移動と解体の順番は
ここまでの移動をパラパラ漫画にしたら
編成ごとにどのように動いたの?
E7 / W7 の編成ごとの移動はこの後整理してみようと思います。特に検修庫内にどのくらい留置されていたのかの日数を知りたいかなと思っています。
今日は今までの記事について、車両の移動はどうだったかを図で整理してみました。
E7 / W7 の編成ごとの移動はこの後整理してみようと思います。特に検修庫内にどのくらい留置されていたのかの日数を知りたいかなと思っています。
今週は気になる動きがありそうに思えたので2回目の訪問です。
水曜日では検修庫 3番線から動く気配のなかった W2 編成、今日入換えをしていました。
中にはアントにつながれた W2編成の車両。何両かに分けて搬出の最中でした。この W2 はどこに移動したかというと、予測していた F16 が移動してしまった車輪転削庫のところではなくて留置線の F16 がいなくなった 4番線に留置されました。
これで検修庫自体は車両がいなくなりましたので、7月から検修庫の修繕には入れる感じです。
F16 は F8 の最後の 1両とともに臨修庫奥に 2両、E725-16, E726-216 が解体作業真っ最中でした。4号車の E726-216 はガラスも外され、いよいよ車体切断直前という感じです。
そして臨修庫手前には E726-116 が待機しており、現在の臨修庫奥の作業が終わり次第入れ換え、臨修庫中に E723-8 (車体切断解体開始)、臨修庫奥は臨修庫側から順に E725-16(車体切断解体前の部品取り)、E726-216(ガラスと室内パネル撤去他部品取り)、E726-116(室内部品取り)の順番に並べ替えられると思います。
解体中の室内は相当暑いようで、先々週あたりまでは大きな扇風機を使っていましたが、今では冷風を送り込むダクトが引き込まれています。
水曜日以降今日までの間に雨が降ったので、舞い上がった埃の部分は洗われてちょっときれいになった W7、水没ラインも薄くなっています。
本日時点の留置線の状況はこのようになりました。検修庫は空っぽ、留置線は2~4番線を廃車置き場に使用となっています。
留置線側は F2, F18, W2, F1 と並んでいます。W7 は車輪転削庫の奥で、写真の右奥に写っています。
検修庫側は
この写真を撮影しているのは時々出てくる「アップルブリッジ赤沼」です。長野新幹線車両センターをすべて見通せます。
現在の水没 E7 / W7 の状況です。解体された順番に並べています。赤字は解体済み、黄色字は解体中、緑は残されている車両、解体待ちの編成は現在の編成状態で書いてあります。 (F1 と W2 がオリジナルの編成の状態と異なります。)
【解体】
F10:E723-10, E726-110, E725-10, E726-210, E725-110, E726-310, E725-410, E726-410, E725-210, E726-510, E715-10, E714-10
F7 : E723-7, E726-107, E725-7, E726-207, E725-107, E726-307, E725-407, E726-407, E725-207, E726-507, E715-7, E714-7
F14:E723-14, E726-114, E725-14, E726-214, E725-114, E726-314, E725-414, E726-414, E725-214, E726-514, E715-14, E714-14
F8 : E723-8, E726-108, E725-8, E726-208, E725-108, E726-308, E725-408, E726-408, E725-208, E726-508, E715-8, E714-8
F16:E723-16, E726-116, E725-16, E726-216, E725-116, E726-316, E725-416, E726-416, E725-216, E726-516, E715-16, E714-16
F18:E723-18, E726-118, E725-18, E726-218, E725-118, E726-318, E725-418, E726-418, E725-218, E726-518, E715-18, E714-18
F2:E723-2, E726-102, E725-2, E726-202, E725-102, E726-302, E725-402, E726-402, E725-202, E726-502, E715-2, E714-2
F1:E725-201, E726-501, E715-1, E714-1+E725-101, E726-301, E725-401, E726-401+E723-1, E726-101, E725-1, E726-201
W7:W723-107, W726-107, W725-107, W726-207+W725-207, W726-307, W725-307, W726-407, W725-407, W726-507, W715-507, W714-507
W2:W726-402+W723-102,W726-102+W725-302,W725-102,W725-402,W726-202,W726-502,W715-502, W714-502, W725-202, W726-302
来週は大きな動きはないかなと思います。
平日なのですが用事があって長野新幹線車両センターの近所に言っていたので、帰りの夕方に訪問してみました。
まずは先週末に動きのあった W7編成ですが、車輪転削庫の奥に 12両しっかり収まってました。
W2 の時はもう少しこちらまで来ていたように思うのですが、勘違いかもしれません・・・・・と思って車輪転削庫のところまで移動してみると、
なんと、W2 の時は編成そのまま奥に押し込まれていたのに W7 は 2両分割されていて、車輪転削庫奥に 10両、手前に 2両と分けて留置されていました。やはり W2 より飯山寄りに留置されているようです。そこでほぼ同じ場所で撮影している W2 編成の写真を探し出して比較。
やはり2両分ずれていました。両方の写真の左側の保線基地の建物の位置から見れば一目瞭然ですね。
先週「もしかしたら車輪転削庫の手前側には W2 が移動させられて、検修庫の整備の準
備が始まるかも。」と書きましたが、これは大外れ。やはり解体作業の一時置き場で留置線は使わないようで、車輪転削庫手前には F16 が来ていました。
つまりこれからも車輪転削庫手前に W2 が来ることはなさそうで、次に解体される編成が今まで通りこのように一時置きされるようです。この配置、W2 があったころと同じような感じですね。当の W2 は検修庫 3番線にそのままありました。
F8 編成が残り 2両になり、E7 系の次の解体はどれになるのかなと思っていたら、予想通り F16 になりました。F16 は 3つに分割されそれぞれ解体準備に入っています。
まずは先の W7 の写真に写っている車輪転削庫手前に E725-216, E726-516, E715-16, E714-16 + E725-116, E726-316, E725-416, E726-416 + E723-16, E726-116 の順に 10両が留置されています。
そして、残りの 2両は検修庫脇にアントとつながれた E725-16 が、そして解体中の F8 2両 E723-8, E726-108 と F7 の E723-7 の間に E726-216 が置いてあります。
留置線は F16 が移動したことで残り 3本が残るのみになりました。一番右の車輪転削庫線には W7 が留置されているのが見えるかと思います。
図で全体の車両の位置を示すと、
このようになりました。
現在の水没 E7 / W7 の状況です。解体された順番に並べています。赤字は解体済み、黄色字は解体中、緑は残されている車両、解体待ちの編成は現在の編成状態で書いてあります。 (F1 と W2 がオリジナルの編成の状態と異なります。)
【解体】
F10:E723-10, E726-110, E725-10, E726-210, E725-110, E726-310, E725-410, E726-410, E725-210, E726-510, E715-10, E714-10
F7 : E723-7, E726-107, E725-7, E726-207, E725-107, E726-307, E725-407, E726-407, E725-207, E726-507, E715-7, E714-7
F14:E723-14, E726-114, E725-14, E726-214, E725-114, E726-314, E725-414, E726-414, E725-214, E726-514, E715-14, E714-14
F8 : E723-8, E726-108, E725-8, E726-208, E725-108, E726-308, E725-408, E726-408, E725-208, E726-508, E715-8, E714-8
F16:E723-16, E726-116, E725-16, E726-216, E725-116, E726-316, E725-416, E726-416, E725-216, E726-516, E715-16, E714-16
F18:E723-18, E726-118, E725-18, E726-218, E725-118, E726-318, E725-418, E726-418, E725-218, E726-518, E715-18, E714-18
F2:E723-2, E726-102, E725-2, E726-202, E725-102, E726-302, E725-402, E726-402, E725-202, E726-502, E715-2, E714-2
F1:E725-201, E726-501, E715-1, E714-1+E725-101, E726-301, E725-401, E726-401+E723-1, E726-101, E725-1, E726-201
W7:W723-107, W726-107, W725-107, W726-207+W725-207, W726-307, W725-307, W726-407, W725-407, W726-507, W715-507, W714-507
W2:W726-402+W723-102,W726-102+W725-302,W725-102,W725-402,W726-202,W726-502,W715-502, W714-502, W725-202, W726-302
W7 は検修庫内で水没しています。その後、今回の車両移動まで何も手を付けられていなかったんだなぁというのがわかる写真が撮れました。
この写真のように、ヘッドライト上まで水没している線がそのまま残っています。そして、検修庫内にずっと留め置きされていたため舞い上がる乾燥した泥汚れが屋根まで付着して車体全体が泥まみれ。他の編成が検修庫外にあったため雨や雪で汚れが洗い流されて解体されるまでピカピカだったのと大違いの様相です。8か月も水没したまま放置されるとこんなになってしまうんですね。
もう二度とこんなになるよういな洪水、起きてほしくないです。
今日の訪問では、前回確認できていなかった検修庫 3番線の W2 の状況の確認からスタートです。
前回 W2 の配置が変わっているかもとちょっと気にしていたのですが、実際には変化はありませんでした。
W726-402+W723-102,W726-102+W725-302,W725-102,W725-402,W726-202,W726-502,W715-502, W714-502, W725-202, W726-302
W2 も床下カバーが外されているのが確認でき、いよいよ解体準備に入ったのかなと感じさせます。
そして、検修庫の前に行くと検修庫 1番線の扉が開いています。
これは W7 に動きがあるのか?と期待して待っていましたが何も変化なし。でも、留置線の方でエンジン音が。そっちにって見ると、
まさに W7 を入れ替えているところでした。写真左端に写っているのは F7 E723-7 で、この位置に W7 がいるということは車輪転削庫の線に W7 は押し込まれていることになります。
最終的に W7 はそのまま車輪転削庫を通り抜け、車輪転削庫奥の留置線に押し込まれていきました。
検修庫の改修が始まりそうな気配なので W2 と W7 の動向が気になっていたのですが、この雰囲気だと今日は W7 を車輪転削庫の奥に押し込み、その後 W2 を同じように車輪転削庫手前に押し込みそうな感じです。
6月20日現在の各車両の置き場所ですが、車輪転削庫手前にあった F8 が全て臨修庫奥の解体場所に置かれて解体準備中になりました。F2, F16, F18, F1 の状況は変わらずです。
なので、大きく変化があったのは検修庫内は 2線空きができているということですね。そして、予測通りに W2 も車輪転削庫手前に置かれたら、いよいよ検修庫自体に手が入るのかもしれません。なぜかというと、今回引き出された W7 の状態が解体直前の E7 の状態と同様に床下カバーはすべて撤去され、屋根上のパンタグラフも撤去済みになっているということです。これは W2 も W7 も一部が 1番線に引き出されている時は床下カバーもパンタグラフもそのままだったのに、再度検修庫に収容された後に床下カバーを外されているのを確認出来ていて、そして今回の引き出しでパンタグラフが撤去されてしまっているのを見ると、W2 および W7 も含めて再度検修庫に収容して何かをする必要がない状態にすべての編成がなっているということから予測がつきます。そして、来週か再来週に W2 が引き出されたらそれ以降は検修庫は使わなくなるということなのかもしれません。
今までは解体する編成は、検修庫に編成を収容するための作業場所とアントで牽引できる長さへ分割した車両の置き場所や検修庫と留置線の間の入換えの邪魔にならないように検修庫脇と車輪転削庫手前を使っていましたが、残りの編成は検修庫に収容する必要は既にないのでそのまま分割して臨修庫に持っていけば良くなっています。つまり留置線→検修庫脇→臨修庫の順でどんどん送り込める状態になったので、今までのようにいろいろなところに編成が動いたりするのは見られなくなるかもしれません。そのあたりは今後訪問してどのようになっていくかを見ていきたいと思っています。
現在の水没 E7 / W7 の状況です。解体された順番に並べています。赤字は解体済み、黄色字は解体中、緑は残されている車両、解体待ちの編成は現在の編成状態で書いてあります。 (F1 と W2 がオリジナルの編成の状態と異なります。)
【解体】
F10:E723-10, E726-110, E725-10, E726-210, E725-110, E726-310, E725-410, E726-410, E725-210, E726-510, E715-10, E714-10
F7 : E723-7, E726-107, E725-7, E726-207, E725-107, E726-307, E725-407, E726-407, E725-207, E726-507, E715-7, E714-7
F14:E723-14, E726-114, E725-14, E726-214, E725-114, E726-314, E725-414, E726-414, E725-214, E726-514, E715-14, E714-14
F8 : E723-8, E726-108, E725-8, E726-208, E725-108, E726-308, E725-408, E726-408, E725-208, E726-508, E715-8, E714-8
F16:E723-16, E726-116, E725-16, E726-216, E725-116, E726-316, E725-416, E726-416, E725-216, E726-516, E715-16, E714-16
F18:E723-18, E726-118, E725-18, E726-218, E725-118, E726-318, E725-418, E726-418, E725-218, E726-518, E715-18, E714-18
F2:E723-2, E726-102, E725-2, E726-202, E725-102, E726-302, E725-402, E726-402, E725-202, E726-502, E715-2, E714-2
F1:E725-201, E726-501, E715-1, E714-1+E725-101, E726-301, E725-401, E726-401+E723-1, E726-101, E725-1, E726-201
W7:W723-107, W726-107, W725-107, W726-207+W725-207, W726-307, W725-307, W726-407, W725-407, W726-507, W715-507, W714-507
W2:W726-402+W723-102,W726-102+W725-302,W725-102,W725-402,W726-202,W726-502,W715-502, W714-502, W725-202, W726-302
ちょうど近くに用事があったので、帰りに雨の中寄ってみました。まずは車両の状況から。
見ての通り、月曜日からさらに 3両の解体が進み、F8 編成は車輪転削庫手前のアップルブリッジ赤沼あたりに 2両(E723-8, E726-108)、検修庫脇に 1両(E725-8)、そして車体解体前の 1両(E726-308)とガラスをすべて外した 1両(E725-108)、車内設備撤去中の 1両(E726-208)だけになりました。
留置線の4本の動きはありませんでした。
W2 編成は
W726-402+W723-102,W726-102+W725-302,W725-102,W725-402,W726-202,W726-502,W715-502, W714-502, W725-202, W726-302
の順に収容されているのを前回確認しているのですが、今日雨で暗い中なんとなく見たら、長野側の先頭に W726-102 がいるように見えました。今日は次の用事のために時間がなくしっかり確認しませんでしたが、次回もう一度確認できればと思っています。
現在の水没 E7 / W7 の状況です。解体された順番に並べています。赤字は解体済み、黄色字は解体中、緑は残されている車両、解体待ちの編成は現在の編成状態で書いてあります。 (F1 と W2 がオリジナルの編成の状態と異なります。)
【解体】
F10:E723-10, E726-110, E725-10, E726-210, E725-110, E726-310, E725-410, E726-410, E725-210, E726-510, E715-10, E714-10
F7 : E723-7, E726-107, E725-7, E726-207, E725-107, E726-307, E725-407, E726-407, E725-207, E726-507, E715-7, E714-7
F14:E723-14, E726-114, E725-14, E726-214, E725-114, E726-314, E725-414, E726-414, E725-214, E726-514, E715-14, E714-14
F8 : E723-8, E726-108, E725-8, E726-208, E725-108, E726-308, E725-408, E726-408, E725-208, E726-508, E715-8, E714-8
F16:E723-16, E726-116, E725-16, E726-216, E725-116, E726-316, E725-416, E726-416, E725-216, E726-516, E715-16, E714-16
F18:E723-18, E726-118, E725-18, E726-218, E725-118, E726-318, E725-418, E726-418, E725-218, E726-518, E715-18, E714-18
F2:E723-2, E726-102, E725-2, E726-202, E725-102, E726-302, E725-402, E726-402, E725-202, E726-502, E715-2, E714-2
F1:E725-201, E726-501, E715-1, E714-1+E725-101, E726-301, E725-401, E726-401+E723-1, E726-101, E725-1, E726-201
W7:W723-107, W726-107, W725-107, W726-207+W725-207, W726-307, W725-307, W726-407, W725-407, W726-507, W715-507, W714-507
W2:W726-402+W723-102,W726-102+W725-302,W725-102,W725-402,W726-202,W726-502,W715-502, W714-502, W725-202, W726-302
vSphere 7 では久しぶりにブートディスクパーティション構成が変わりました。これ、vSphere 5.5 で拡張 CoreDump Partition ができて以来の変更で、今回はパーティション構成も整理されており、ずいぶん大きな変更になります。
今回はその変更による影響は特に細かく説明することなく、どのように変わっていったかを図で説明します。
vSphere 5.0 / 5.1 までのパーティション構成は、ESXi を動かすのに必要なものを 1GB の範囲の中ですべて賄うという形をとっています。とても小さなシステムですね。
vSphere 5.0 / 5.1 で頻繁に起きていた CoreDump 領域の不足を改善するために、追加の CoreDump 領域がパーティション 9番に用意されました。
この段階で ESXi では以下のパーティションを 9つ利用していることになります。
vSphere 6 になってもブートディスクのパーティション構成の変化はありませんでしたが、BIOS だけではなく UEFI からの起動が可能になっています。
vSphere 7 では vSphere の機能が大幅にアップされ、その上ハイパーバイザーの ESXi にもいくつか手が入りました。それに合わせて今後も ESXI の拡張があることを考え、ESXi のパーティション構成が変わっています。
よく見ていただくとわかるのですが、今までずっとあった 9つのパーティションが整理され、最大でも 5つになっています。つまり、今までばらばらのパーティションを構成していた Scratch, コアダンプ 2つが OS Data パーティションにまとめられています。
この中で vSAN でのスナップショットの速度改善などで利用される vSAN FS が利用するための領域が別途 VMFSL として用意されています。そして、テーブルのリンクを追うことになるためそれによる性能劣化を懸念して基本パーティションに配置されていた VMFS 自体も拡張パーティションに配置されるようになり、より柔軟性が出るようになりました。このあたり、昔の考えであれば VMFS と VMFSL は基本パーティションに配置するのになぁと思いつつ、ハードウエア性能向上に伴う変化なので面白いなぁと感じます。
パーティション構成変更による影響は
ESXi インストール時にインストール先媒体の容量が 16GB以上であれば ESXi 7.0 の BootBank の 1GB への対応がされるかと思いますが、それより少ない場合はインストール先媒体の交換を検討したほうが良いと思います。具体的には 32GB 以上の USB または SD を使うか、物理ディスク / SSD を使用するという形です。後者の場合は 128GB 以上の媒体を選択しないとローカル VMFS を構築できませんのでそこの要注意点です。
今後は大容量のブートデバイスにしなければならないのかと、USB や SD カードをインストールメディアで使用している人はそれらのメディアの容量を大きなのに交換するかと思います。昨今は大容量の USB や SD メディアが安価で出るようになっており、そして品質も高品質なものが出るようになっており、エラーが発生した領域の代替領域をしっかり持っているものも多くなっています。そのため、128GB 以上の USB や SD 媒体を使った場合の空き領域を、なにか別の用途に使いたくなります。例えば、一時的に使うローカルデータストアなどにですね。または、Scratch の置き場としても使いたくなるかもしれません。しかし、業務用で使用する環境ではリムーバブル媒体にそれらを置くことは非常に危険ですので制限がかかっているのだと思われます。
ただ、私を含めて個人で家ラボをやっている場合は、その使われていない領域を有効活用したいはずです。しかし、ESXi ではデフォルトでは USB や SD 媒体にはそれらのパーティションを作れないようにしてあるため、活用することができませんでした。でも、実は ESXi の起動時に boot.cfg で利用許可の設定をするとパーティションの作成ができるようになります。その手順は以下の通りです。
■オリジナルの boot.cfg (ESXi 6.0 の例)
---------------------------------------------
bootstate=0
kernel=tboot.b00
title=Loading VMware ESXi
kernelopt= installerDiskDumpSlotSize=2560 no-auto-partition
modules=b.b00 --- jumpstrt.gz --- useropts.gz --- k.b00 --- chardevs.b00 --- a.b00 --- user.b00 --- uc_intel.b00 --- uc_amd.b00 --- sb.v00 --- s.v00 --- mtip32xx.v00 --- ata_pata.v00 --- ata_pata.v01 --- ata_pata.v02 --- ata_pata.v03 --- ata_pata.v04 --- ata_pata.v05 --- ata_pata.v06 --- ata_pata.v07 --- block_cc.v00 --- ehci_ehc.v00 --- elxnet.v00 --- emulex_e.v00 --- weaselin.t00 --- esx_dvfi.v00 --- esx_ui.v00 --- ima_qla4.v00 --- ipmi_ipm.v00 --- ipmi_ipm.v01 --- ipmi_ipm.v02 --- lpfc.v00 --- lsi_mr3.v00 --- lsi_msgp.v00 --- lsu_hp_h.v00 --- lsu_lsi_.v00 --- lsu_lsi_.v01 --- lsu_lsi_.v02 --- lsu_lsi_.v03 --- lsu_lsi_.v04 --- misc_cni.v00 --- misc_dri.v00 --- net_bnx2.v00 --- net_bnx2.v01 --- net_cnic.v00 --- net_e100.v00 --- net_e100.v01 --- net_enic.v00 --- net_forc.v00 --- net_igb.v00 --- net_ixgb.v00 --- net_mlx4.v00 --- net_mlx4.v01 --- net_nx_n.v00 --- net_tg3.v00 --- net_vmxn.v00 --- nmlx4_co.v00 --- nmlx4_en.v00 --- nmlx4_rd.v00 --- nvme.v00 --- ohci_usb.v00 --- qlnative.v00 --- rste.v00 --- sata_ahc.v00 --- sata_ata.v00 --- sata_sat.v00 --- sata_sat.v01 --- sata_sat.v02 --- sata_sat.v03 --- sata_sat.v04 --- scsi_aac.v00 --- scsi_adp.v00 --- scsi_aic.v00 --- scsi_bnx.v00 --- scsi_bnx.v01 --- scsi_fni.v00 --- scsi_hps.v00 --- scsi_ips.v00 --- scsi_meg.v00 --- scsi_meg.v01 --- scsi_meg.v02 --- scsi_mpt.v00 --- scsi_mpt.v01 --- scsi_mpt.v02 --- scsi_qla.v00 --- uhci_usb.v00 --- vsan.v00 --- vsanheal.v00 --- vsanmgmt.v00 --- xhci_xhc.v00 --- payload1.v00 --- xorg.v00 --- imgdb.tgz --- state.tgz build=6.0.0-15517548
updated=1
---------------------------------------------
■修正後の boot.cfg (ESXi 6.0 の例)
---------------------------------------------
bootstate=0
kernel=tboot.b00
title=Loading VMware ESXi
kernelopt= installerDiskDumpSlotSize=2560 autoPartition=TRUE skipPartitioningSsds=TRUE autoPartitionCreateUSBCoreDumpPartition=TRUE allowCoreDumpOnUsb=TRUE
modules=b.b00 --- jumpstrt.gz --- useropts.gz --- k.b00 --- chardevs.b00 --- a.b00 --- user.b00 --- uc_intel.b00 --- uc_amd.b00 --- sb.v00 --- s.v00 --- mtip32xx.v00 --- ata_pata.v00 --- ata_pata.v01 --- ata_pata.v02 --- ata_pata.v03 --- ata_pata.v04 --- ata_pata.v05 --- ata_pata.v06 --- ata_pata.v07 --- block_cc.v00 --- ehci_ehc.v00 --- elxnet.v00 --- emulex_e.v00 --- weaselin.t00 --- esx_dvfi.v00 --- esx_ui.v00 --- ima_qla4.v00 --- ipmi_ipm.v00 --- ipmi_ipm.v01 --- ipmi_ipm.v02 --- lpfc.v00 --- lsi_mr3.v00 --- lsi_msgp.v00 --- lsu_hp_h.v00 --- lsu_lsi_.v00 --- lsu_lsi_.v01 --- lsu_lsi_.v02 --- lsu_lsi_.v03 --- lsu_lsi_.v04 --- misc_cni.v00 --- misc_dri.v00 --- net_bnx2.v00 --- net_bnx2.v01 --- net_cnic.v00 --- net_e100.v00 --- net_e100.v01 --- net_enic.v00 --- net_forc.v00 --- net_igb.v00 --- net_ixgb.v00 --- net_mlx4.v00 --- net_mlx4.v01 --- net_nx_n.v00 --- net_tg3.v00 --- net_vmxn.v00 --- nmlx4_co.v00 --- nmlx4_en.v00 --- nmlx4_rd.v00 --- nvme.v00 --- ohci_usb.v00 --- qlnative.v00 --- rste.v00 --- sata_ahc.v00 --- sata_ata.v00 --- sata_sat.v00 --- sata_sat.v01 --- sata_sat.v02 --- sata_sat.v03 --- sata_sat.v04 --- scsi_aac.v00 --- scsi_adp.v00 --- scsi_aic.v00 --- scsi_bnx.v00 --- scsi_bnx.v01 --- scsi_fni.v00 --- scsi_hps.v00 --- scsi_ips.v00 --- scsi_meg.v00 --- scsi_meg.v01 --- scsi_meg.v02 --- scsi_mpt.v00 --- scsi_mpt.v01 --- scsi_mpt.v02 --- scsi_qla.v00 --- uhci_usb.v00 --- vsan.v00 --- vsanheal.v00 --- vsanmgmt.v00 --- xhci_xhc.v00 --- payload1.v00 --- xorg.v00 --- imgdb.tgz --- state.tgz build=6.0.0-15517548
updated=1
---------------------------------------------
この再起動後から空き容量を自由に使えるようになります。例えば「新しいデータストアの作成」では、USB または SD 媒体がデバイスの選択で出てくるようになります。これで一時的に iso イメージを置いたり OVF や仮想マシンを置いておくことができるようになりますね。そして、USB や SD 媒体では置くことのできなかった Scratch も置くことができるようになります。このページで紹介している ESXi 5.5 から最新の ESXi 7.0 まで使える方法ですので、家ラボで USB または SD n活用ができていない場合には、ぜひ使ってみてください。
次回以降は vSphere 7 へのアップグレードについて詳細に順番に書いていこうと思うのですが、ここはどちらかというと新幹線メインになりつつあるので、気が向いたら vSphere 関連は別のところに独立させるかもしれません。まだどうするかは決めかねていますが。
怪我をしていてあまり動けないので軽く見ただけですが、車輪転削庫手前にあった F8 5両の中の、5号車が検修庫脇に移動していました。
F8 に動きがあっただけで、他は動きが無いように見えます。検修庫内の W2 および W7 については扉も締まっているので状況はわかりません。
解体中の F8 ですが、現状は以下の通りです。
現在の水没 E7 / W7 の状況です。解体された順番に並べています。赤字は解体済み、黄色字は解体中、緑は残されている車両、解体待ちの編成は現在の編成状態で書いてあります。 (F1 と W2 がオリジナルの編成の状態と異なります。)
【解体】
F10:E723-10, E726-110, E725-10, E726-210, E725-110, E726-310, E725-410, E726-410, E725-210, E726-510, E715-10, E714-10
F7 : E723-7, E726-107, E725-7, E726-207, E725-107, E726-307, E725-407, E726-407, E725-207, E726-507, E715-7, E714-7
F14:E723-14, E726-114, E725-14, E726-214, E725-114, E726-314, E725-414, E726-414, E725-214, E726-514, E715-14, E714-14
F8 : E723-8, E726-108, E725-8, E726-208, E725-108, E726-308, E725-408, E726-408, E725-208, E726-508, E715-8, E714-8
F16:E723-16, E726-116, E725-16, E726-216, E725-116, E726-316, E725-416, E726-416, E725-216, E726-516, E715-16, E714-16
F18:E723-18, E726-118, E725-18, E726-218, E725-118, E726-318, E725-418, E726-418, E725-218, E726-518, E715-18, E714-18
F2:E723-2, E726-102, E725-2, E726-202, E725-102, E726-302, E725-402, E726-402, E725-202, E726-502, E715-2, E714-2
F1:E725-201, E726-501, E715-1, E714-1+E725-101, E726-301, E725-401, E726-401+E723-1, E726-101, E725-1, E726-201
W7:W723-107, W726-107, W725-107, W726-207+W725-207, W726-307, W725-307, W726-407, W725-407, W726-507, W715-507, W714-507
W2:W726-402+W723-102,W726-102+W725-302,W725-102,W725-402,W726-202,W726-502,W715-502, W714-502, W725-202, W726-302