自然の赴くままに・そのときの 気分次第で・なんとなく

興味を持ったことを、なんとなく気の向くまま書いています。

6月20日長野新幹線車両センターの状況

検修庫 1番線で動きが

今日の訪問では、前回確認できていなかった検修庫 3番線の W2 の状況の確認からスタートです。

前回 W2 の配置が変わっているかもとちょっと気にしていたのですが、実際には変化はありませんでした。

W726-402+W723-102,W726-102+W725-302,W725-102,W725-402,W726-202,W726-502,W715-502, W714-502, W725-202, W726-302

W2 も床下カバーが外されているのが確認でき、いよいよ解体準備に入ったのかなと感じさせます。

そして、検修庫の前に行くと検修庫 1番線の扉が開いています。

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検修庫 1番線

これは W7 に動きがあるのか?と期待して待っていましたが何も変化なし。でも、留置線の方でエンジン音が。そっちにって見ると、

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アントと W7 4号車 W726-207

まさに W7 を入れ替えているところでした。写真左端に写っているのは F7 E723-7 で、この位置に W7 がいるということは車輪転削庫の線に W7 は押し込まれていることになります。

W7 が収まったところは

最終的に W7 はそのまま車輪転削庫を通り抜け、車輪転削庫奥の留置線に押し込まれていきました。

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車輪転削庫を通過中の W7

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車輪転削庫奥に収まった W7

検修庫の改修が始まりそうな気配なので W2 と W7 の動向が気になっていたのですが、この雰囲気だと今日は W7 を車輪転削庫の奥に押し込み、その後 W2 を同じように車輪転削庫手前に押し込みそうな感じです。

6月20日時点の留置状況は

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長野新幹線車両センター 6月20日見たまま

6月20日現在の各車両の置き場所ですが、車輪転削庫手前にあった F8 が全て臨修庫奥の解体場所に置かれて解体準備中になりました。F2, F16, F18, F1 の状況は変わらずです。

なので、大きく変化があったのは検修庫内は 2線空きができているということですね。そして、予測通りに W2 も車輪転削庫手前に置かれたら、いよいよ検修庫自体に手が入るのかもしれません。なぜかというと、今回引き出された W7 の状態が解体直前の E7 の状態と同様に床下カバーはすべて撤去され、屋根上のパンタグラフも撤去済みになっているということです。これは W2 も W7 も一部が 1番線に引き出されている時は床下カバーもパンタグラフもそのままだったのに、再度検修庫に収容された後に床下カバーを外されているのを確認出来ていて、そして今回の引き出しでパンタグラフが撤去されてしまっているのを見ると、W2 および W7 も含めて再度検修庫に収容して何かをする必要がない状態にすべての編成がなっているということから予測がつきます。そして、来週か再来週に W2 が引き出されたらそれ以降は検修庫は使わなくなるということなのかもしれません。

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左から F2, F18, F16, F1 そして W7

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手前が F7 E723-7 で 奥が F8 E723-8

車輪転削線を使わなくても廃車のための入れ換えはできるの?

今までは解体する編成は、検修庫に編成を収容するための作業場所とアントで牽引できる長さへ分割した車両の置き場所や検修庫と留置線の間の入換えの邪魔にならないように検修庫脇と車輪転削庫手前を使っていましたが、残りの編成は検修庫に収容する必要は既にないのでそのまま分割して臨修庫に持っていけば良くなっています。つまり留置線→検修庫脇→臨修庫の順でどんどん送り込める状態になったので、今までのようにいろいろなところに編成が動いたりするのは見られなくなるかもしれません。そのあたりは今後訪問してどのようになっていくかを見ていきたいと思っています。

解体待ちと解体済みの一覧

現在の水没 E7 / W7 の状況です。解体された順番に並べています。赤字は解体済み、黄色字は解体中、緑は残されている車両、解体待ちの編成は現在の編成状態で書いてあります。 (F1 と W2 がオリジナルの編成の状態と異なります。)

【解体】

F10:E723-10, E726-110, E725-10, E726-210, E725-110, E726-310, E725-410, E726-410, E725-210, E726-510, E715-10, E714-10
F7  : E723-7, E726-107, E725-7, E726-207, E725-107, E726-307, E725-407, E726-407, E725-207, E726-507, E715-7, E714-7

F14:E723-14, E726-114, E725-14, E726-214, E725-114, E726-314, E725-414, E726-414, E725-214, E726-514, E715-14, E714-14

F8  : E723-8, E726-108, E725-8, E726-208, E725-108, E726-308, E725-408, E726-408, E725-208, E726-508, E715-8, E714-8

F16:E723-16, E726-116, E725-16, E726-216, E725-116, E726-316, E725-416, E726-416, E725-216, E726-516, E715-16, E714-16

F18:E723-18, E726-118, E725-18, E726-218, E725-118, E726-318, E725-418, E726-418, E725-218, E726-518, E715-18, E714-18

F2:E723-2, E726-102, E725-2, E726-202, E725-102, E726-302, E725-402, E726-402, E725-202, E726-502, E715-2, E714-2

F1:E725-201, E726-501, E715-1, E714-1+E725-101, E726-301, E725-401, E726-401+E723-1, E726-101, E725-1, E726-201

W7:W723-107, W726-107, W725-107, W726-207+W725-207, W726-307, W725-307, W726-407, W725-407, W726-507, W715-507, W714-507

W2:W726-402+W723-102,W726-102+W725-302,W725-102,W725-402,W726-202,W726-502,W715-502, W714-502, W725-202, W726-302