Windows 11 登場でにわかに注目されている VMware Workstation 16 Pro そして VMware Fusion 12 のサポートが変わります
VMware Workstation 16 Pro や Fusion 12 では、購入後の 30日の無償サポートがついてきていました。これ以外にインシデント単位のサポートと、通常のサポートが別途購入できました。個人で使う場合はほぼ有償サポートを使うことはありませんが、企業で使う場合はサポート契約をしていることも多いと思います。
最近ちょっと調べ物をしていて VMware Workstation 16 Pro のストア画面を見て気になった赤い文字、どうやら日本語サポート終了のようです。
日本語のサポートが終了
このページの中に記載されている赤い文字には「2022年1月31日をもちまして、Fusion/Workstation製品の日本語テクニカルサポートを終了させて頂きます。
2022年2月1日以降につきましては英語での受付および対応となります」と書かれており、どうやら VMware では VMware Workstation Pro とVMware Fusion の日本でのサポートを終了するようです。これからも使いたくてそしてサポートが必要なら、英語で連絡してねとなったようです。
企業・団体で使う場合は概ね問題ないと思いますが、日本語対応が無くなるのは私が使い始めた VMware Workstation 1.0 時代の昔に戻ってしまったようで寂しいものがあります。
無償サポートの期間は
実は無償サポートの期間は VMware Workstation 16 Pro と VMware Fusion 12 では異なっています。それぞれ My VMware に登録された日がスタートになり、VMware Workstation 16 Pro は その日から30日、VMware Fusion 12 は 18か月が無償サポートの期間になっています。この無償サポートといっても何でもかんでもということではなく、
- インストール完了後のトラブルや操作
- アンインストール時のトラブル
- バージョンアップグレード時のトラブル
のように、サポートされる範囲が限定されているのでほぼ使わないようなものですが、それ以外のサポートを有償で買っている場合、サポートリクエストは VMware Workstation Pro のヘルプからできるので手間はかからないのですが、問い合わせ時に英語で書いてやり取りする必要が出てきます。
ここにきて Windows 10 / Windows 11 に標準で Hyper-V が実装されたりしてきているので、個人利用では無理に VMware Workstation Pro / Player や VMware Fusion を使う必要もなくなってきているということなのかもしれませんね。
日本語サポート終了日の再確認
日本語テクニカルサポートは 2022年1月31日で終わります。企業・団体で使っている場合はご注意を。