自然の赴くままに・そのときの 気分次第で・なんとなく

興味を持ったことを、なんとなく気の向くまま書いています。

vSAN ファイルサービスと同じような他社のサービスと並べてみた


vSphere 7 から使える vSAN ファイルサービスが出たのでちょっと調べてみました。

vSAN ファイルサービスとは

vSAN ファイルサービスとは、vSAN 上でクライアント ワークステーションまたは仮想マシンからアクセスすることができるファイル共有の場所を作れるもので、今回は NFS が利用できるようになっています。

vSAN ファイルサービスの使える範囲は

vSAN ファイルサービスそして NFS サービスと聞くと、ネイティブに vSAN レイヤと同じように NFS も構成するのかなと思ってしまうのですが実はそうではなく、vSAN の上で NFS で使えるディスクを切り出して、そのディスクをアプライアンス上の NFSサービスがマウントして、vSphere 仮想マシンファイル サービス仮想マシン (FSVM) )から NFS ストレージとして使えるようにしています。つまり、物理 NFS ストレージとは異なり、あくまでも FSVM アプライアンスが提供する NFS マウントのディスクが vSAN 上に作られて使えるという感じで、制限事項としてこの vSAN ファイルサービス を ESXi の NFS データストアとして使用することができず、あくまでも仮想マシンからアクセスされる NFS ストレージとしての使いかたに制限されます。

vSAN ファイルサービスの構成とアクセス経路は

今回登場した vSAN ファイルサービス、ここまで調べてみるとなにかに似ているなぁと思ったら、そうそうコンペティターの Nutanix の仕組みと似ていない?と気づき、ちょっと図にしてみました。 

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構成比較

この図を見てわかる通り、今回の vSAN ファイルサービスの NFS サービスを提供する FSVM は Nutanix の CVM と同じ位置づけにあって、同じようにそこが NFS サービスを提供しています。つまり、vSAN は vSAN 上に作られた NFS 用仮想ディスクに対して FSVM が NFSサービスを仮想マシン側に見せる仕組み、Nutanix はDSF でコントロールされた NDFS を CVM がパススルーでマウントし、それを仮想マシン側に NFS として見せる仕組みで、結局のところ間に入る仮想マシンNFS サービスを行っているということになります。このあたりが、vSphere 6.5 から提供が始まり vSphere 6.7 で拡張された vSAN iSCSI ターゲットサービスとの大きな違いですね。

 

間に入る仮想マシンの形は

vSAN ファイルサービスの NFS サービスでは、ファイル サービス仮想マシン (FSVM) はアプライアンスではあるのですがコンテナとして提供されます。ただ、このコンテナも KVM などのネイティブコンテナではなく、Photon OS 上に NFS サービスを実装したものが展開され、それが vSAN からまとめてコントロールされて vSAN 上の NFS サービスとして提供される形になります。それに対して Nutanix の場合は管理用の CVM は仮想マシンですが、Photon OS と同じように Linux でありその上からの NFS サービス提供なので差はありません。

唯一違うというところは CVM は直接パススルーで物理ディスクをコントロールする RAID コントローラにアクセスするということで、vSAN は vSAN ファイルサービスの NFS は一度 vSAN に制御を渡してそこから物理ディスクをコントロールする RAID コントローラにアクセスするという部分で、その差が Nutanix の場合は直接仮想マシンを置けるけれど、vSAN ファイルサービスは仮想マシンを置く場所として使えないという違いなのかもしれません。

vSANファイルサービス上の NFS サービスの使い道は

なので、vSAN ファイルサービス上の NFS サービスの使い道としては、期待していたような NFS ストレージの代替として仮想マシンを置く場所としては使えないのですが、それ以外の部分として単純なストレージとして NFS ストレージを使っている場合は十分それに代わるものとして使うことはできるかと思います。

物理ストレージとして NFS ストレージが残るのは仮想化環境として美しくないと感じる IT 担当者の方は、一度 vSANファイルサービス上の NFS サービスを使って「NFS ストレージレス」の環境をデザインしてみてはいかがでしょうか。

7月26日長野新幹線車両センターの状況

オリンピック装飾の E723-7 搬出後の状況を見に、休みの日にわざわざ訪問してきました。

E723-7 解体搬出までの車両の移動

長野新幹線車両センターの使えるスペースをうまく活用しての車両解体ですが、ずっとウオッチしてきてようやく動きが見えてきたので、E723-7 の解体が始まる直前から解体・搬出後の本日までを gif アニメにしてみました。1スライド 5秒の 20スライドですので全部見るまで 1分くらいかかりますが、車両がどのように動いているかがわかると思います。なお、〇数字は号車番号を示していて、1だけ F7 の E723-7 で、他は F16 です。

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E723-7 解体までの流れ

上の gif アニメのベースの絵は、検修庫側をクローズアップして新たに書き起こしましたが、ついでに貯水池と用水路、河川も書いています。これを見ればわかる通り、今回の長野新幹線車両センターの冠水は千曲川というより浅川とそれの周辺の用水路、そして貯水池が溢れたことによる内水氾濫だったということがよくわかるかなと思います。

F16 の状況は

いよいよ F16 も終わりが見えてきています。車輪転削庫手前に留置してあった E725-216 が検修庫脇に移動してきました。

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E725-216

そして、臨修庫奥には E714-16, E715-16, E726-516 が置かれています。E715-16 は車両の半分だけガラスが外れていました。

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E714-16, E715-16, E726-516

これらの F16 が来週には解体が終わりそうなので、いよいよ次の F?? 編成の解体に着手になりそうです。

留置線の状況

本日時点の留置線の状況はこのようになりました。検修庫は空っぽ、留置線は2~5番線を廃車置き場に使用、車輪転削庫前後は W7 が占領という形は変わりありません。

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長野新幹線車両センター 7月26日見たまま

今日は留置線の反対側からのショットです。

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本線側から見た留置線 2番線側から F2, F18, W2, F1 で奥は W7

F2 の側面

先に W7 の側面の写真を撮りましたが、今回は F2 の側面です。高架下なのでなかなかきれいに撮影できません。床下がどうなっているかという点で、前の W7 と併せてみていただくとよいかなと思います。

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E723-2 他

 

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E726-102

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E725-2

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E726-202

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E726-302

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E725-402

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E726-402

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E725-202

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E726-502

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E715-2

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E714-2

どうやって編成を解いているのか

アントによる入れ換えで車両はあっちこっちに動いていますが、その車両同士の連結面はどうなっているのかということ、通常の「生きている」車両と違うことがはっきりわかります。まずは写真を見てください。

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高圧碍子部の引き通し

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高圧ケーブルジョイント直結部

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パンタグラフ

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高圧線床下取り込み部

見てわかる通り、すべての配線が切断されています。つまりジョイントやコネクタを外すのではなく、もう「使わない」前提での切断が行われているんですね。これ、床下側も同様です。

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海側のジャンパ線

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山側の渡り線

このように床下の線も切断されていますので、最初のころはマスコミや鉄道ファンの人たちが色々と言っていたりしていましたが、切断された時点でもう二度と復活はないと決まっていたんですね。

解体待ちと解体済みの一覧

現在の水没 E7 / W7 の状況です。解体された順番に並べています。赤字は解体済み、黄色字は解体中、緑は残されている車両、解体待ちの編成は現在の編成状態で書いてあります。 (F1 と W2 がオリジナルの編成の状態と異なります。)

【解体】

F10:E723-10, E726-110, E725-10, E726-210, E725-110, E726-310, E725-410, E726-410, E725-210, E726-510, E715-10, E714-10
F7  : E723-7, E726-107, E725-7, E726-207, E725-107, E726-307, E725-407, E726-407, E725-207, E726-507, E715-7, E714-7

F14:E723-14, E726-114, E725-14, E726-214, E725-114, E726-314, E725-414, E726-414, E725-214, E726-514, E715-14, E714-14

F8  : E723-8, E726-108, E725-8, E726-208, E725-108, E726-308, E725-408, E726-408, E725-208, E726-508, E715-8, E714-8

F16:E723-16, E726-116, E725-16, E726-216, E725-116, E726-316, E725-416, E726-416, E725-216, E726-516, E715-16, E714-16

F18:E723-18, E726-118, E725-18, E726-218, E725-118, E726-318, E725-418, E726-418, E725-218, E726-518, E715-18, E714-18

F2:E723-2, E726-102, E725-2, E726-202, E725-102, E726-302, E725-402, E726-402, E725-202, E726-502, E715-2, E714-2

F1:E725-201, E726-501, E715-1, E714-1+E725-101, E726-301, E725-401, E726-401+E723-1, E726-101, E725-1, E726-201

W7:W723-107, W726-107, W725-107, W726-207+W725-207, W726-307, W725-307, W726-407, W725-407, W726-507, W715-507, W714-507

W2:W726-402+W723-102,W726-102+W725-302,W725-102,W725-402,W726-202,W726-502,W715-502, W714-502, W725-202, W726-302

いよいよ F 編成は残り 3本です。W 編成の動きはいつあるのでしょうか。

7月23日長野新幹線車両センターの状況

今日は本来なら東京オリンピックの開会式の前日、盛り上がっている日だったと思いますが、新型コロナの影響で1年延期になり、オリンピックの話もあまり出てこなくなりました。その中、最後の1両と残ったオリンピック装飾の E7系 E723-7 はどうなったでしょうか。気になって週末ではないのですが訪問してきました。

E723-7 の現状は

実は既に屋外で姿を見ることができず、今日は窓が全部閉じた臨修庫内で重機を使っての解体の音、しかも床に大きなものが落ちるような音もしていましたので、E723-7 の解体の最終段階なのかもしれません。どちらにしても、今日の夕方か明日にはトラックで搬出されると思います。東京オリンピックの元々の開会式の明日にには、完全にその姿が長野新幹線車両センターから消え去るということですね。

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新幹線解体くずを運ぶ大きなトラック(15時位にやってきます)

W7系 W7編成の現状は

一方の同じ第7編成の W7 系 W7 編成は動きがありませんでした。ただ、JR東日本の人だとは思いますが、臨修庫の中に入る手前に写真を撮影していたりしたので、この後動きがあるかもしれません。

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W723-107

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W726-107

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W725-107

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W726-207

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W725-207

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W726-307

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W725-307-W726-407

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W725-407

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W715-507, W714-507

残念ながら10号車の W726-507 は撮ることができませんでした。それにしても、雨の力はすごいですね。W714-507 がピカピカです。検修庫から出てきた時はこんなでした。

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6月24日の W715-507, W714-507

検修庫の動き

中身空っぽで窓やドア全開の検修庫、今日は飯山よりで ブロアーの轟音と高圧洗浄機での水洗いの音、そして濛々と上がる土埃が出ていたので、どうやら検修庫修繕前の清掃を行っているようです。こちらも通常の車両整備ができるようにとの動きが始まりましたので、来春には車両の検査も始まるかもしれません。ただ、今回は清掃して検修庫を直すだけでなく、再度の水害時に水没しないよう、防水扉などを整備することになっているので、検修庫側面の窓の開口部も高くするかもしれないですね。もしそうなったら車両の確認とかが外からしにくくなります。。。。。

検修庫横の E726-516

検修庫横には次の解体作業の準備で、アントにつながれた E726-516 が置かれてました。

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E726-516

臨修庫の中の E723-7 がトラックで搬出された後、このまま臨修庫に E726-516 を押し込みE725-116, E714-16, E715-16 を連結して引き出し、E725-116, E714-16, E715-16 に E726-516 を連結して奥まで押し込んだ後、最後に解体する E725-116 を臨修庫内に置いてくるという作業をするのですが、最初のうちこのようなことを解体が始まってからしているとは思わず、車両の場所が変わっていたりして結構驚いていました。わかってみると単純で作業はしていても走り装置はそのままなんだから、解体場所はその作業範囲によって固定されていて、車両を連結して動かせばよいだけというのに気づくまで、ちょっと時間がかかりました。解体始まったら動かさないという先入観・・・・・ですね。

留置線の状況

本日時点の留置線の状況はこのようになりました。検修庫は空っぽ、留置線は2~5番線を廃車置き場に使用、車輪転削庫前後は W7 が占領という形は変わりありません。

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長野新幹線車両センター 7月23日見たまま

F16 のなにもされていない最後の 1両、E725-216 は渡り線手前にポツンと置いてあります。

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E725-216

この 1両が検修庫脇に移動したら、次の解体編成がここに置かれるんですね。

解体待ちと解体済みの一覧

現在の水没 E7 / W7 の状況です。解体された順番に並べています。赤字は解体済み、黄色字は解体中、緑は残されている車両、解体待ちの編成は現在の編成状態で書いてあります。 (F1 と W2 がオリジナルの編成の状態と異なります。)

【解体】

F10:E723-10, E726-110, E725-10, E726-210, E725-110, E726-310, E725-410, E726-410, E725-210, E726-510, E715-10, E714-10
F7  : E723-7, E726-107, E725-7, E726-207, E725-107, E726-307, E725-407, E726-407, E725-207, E726-507, E715-7, E714-7

F14:E723-14, E726-114, E725-14, E726-214, E725-114, E726-314, E725-414, E726-414, E725-214, E726-514, E715-14, E714-14

F8  : E723-8, E726-108, E725-8, E726-208, E725-108, E726-308, E725-408, E726-408, E725-208, E726-508, E715-8, E714-8

F16:E723-16, E726-116, E725-16, E726-216, E725-116, E726-316, E725-416, E726-416, E725-216, E726-516, E715-16, E714-16

F18:E723-18, E726-118, E725-18, E726-218, E725-118, E726-318, E725-418, E726-418, E725-218, E726-518, E715-18, E714-18

F2:E723-2, E726-102, E725-2, E726-202, E725-102, E726-302, E725-402, E726-402, E725-202, E726-502, E715-2, E714-2

F1:E725-201, E726-501, E715-1, E714-1+E725-101, E726-301, E725-401, E726-401+E723-1, E726-101, E725-1, E726-201

W7:W723-107, W726-107, W725-107, W726-207+W725-207, W726-307, W725-307, W726-407, W725-407, W726-507, W715-507, W714-507

W2:W726-402+W723-102,W726-102+W725-302,W725-102,W725-402,W726-202,W726-502,W715-502, W714-502, W725-202, W726-302

E723-7 解体で F7 は完全消滅、F16 も来週には消滅しそうですね。来週後半に次の解体編成が車輪転削庫手前に置かれるかもしれません。F18 か F2 か。部品撤去の順番は F18 が先だったので、次は F18 じゃないかなと個人的には思います。ただ、車内が水没していないのは F1 と F18 なので、そういう点から F2 先に・・・・となるかもしれませんが。それは次の訪問の時にわかりますね。



7月18日長野新幹線車両センターの状況

今週は長野新幹線車両センター近所に行く用事がないのと、先週書いた通り F16 の解体だけなので特に大きな動きはないだろうとたかをくくっていかない予定だったのですが、ちょっと用事ができたので軽く寄ってみました。そうしたら、実はちょっと動きがあったのがわかりました。

F16編成の状況は

F16編成は予定通りだと思いますが解体は進んでおり、既に E723-16, E726-116, E725-16, E726-216, E726-316, E725-416, E726-416 の 7両の姿が消えています。そして E725-116, E714-16 の解体が始まっています。

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解体中の 3両

ここで上の写真を見ると気づくのですが、F16 編成の東京寄り先頭車 E723-16 は既に解体済み、そして留置線と車輪転削庫の所にある編成は動いた気配なし。となると一番奥の 1両は

E723-7解体開始

E723-7 でした。

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解体中の E723-7

オリンピック装飾編成 F7 の最後の残り E723-7、何かに使われるのかなと思わせる程ずっと臨修庫奥に留置してあったのですが、突然解体が始まりました。このタイムラグは何だったのかなぁと思ってしまうくらいですが、来週の本来だったら行われるはずだったオリンピック開会式の日の前に、オリンピック装飾の E7 系車両はすべて消え去ることになりそうです。

留置線の状況

本日時点の留置線の状況はこのようになりました。検修庫は空っぽ、留置線は2~5番線を廃車置き場に使用、車輪転削庫前後は W7 が占領という形は変わりありません。

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長野新幹線車両センター 7月18日見たまま

一番右に雨でピカピカに戻った W7、その左の4本は 2番線側から F2, W18, W2, F1 のままです。

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留置線見たまま

W7の東京より先頭車 W723-107~の10両も何も変わりなしです。

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W723-107

アップルブリッジ赤沼下には留置車両が無くなりました。F16 の残りE725-216, E726-516 が渡り線手前に移動しているだけです。

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F16の残り

検修庫脇

検修庫脇には次に解体に入る E715-16 がアントにつながれ置いてありました。

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E715-16

そして検修庫はなにか作業が始まるのでしょうか、換気のために多くの窓と扉が解放されています。

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空っぽの検修庫

解体待ちと解体済みの一覧

現在の水没 E7 / W7 の状況です。解体された順番に並べています。赤字は解体済み、黄色字は解体中、緑は残されている車両、解体待ちの編成は現在の編成状態で書いてあります。 (F1 と W2 がオリジナルの編成の状態と異なります。)

【解体】

F10:E723-10, E726-110, E725-10, E726-210, E725-110, E726-310, E725-410, E726-410, E725-210, E726-510, E715-10, E714-10
F7  : E723-7, E726-107, E725-7, E726-207, E725-107, E726-307, E725-407, E726-407, E725-207, E726-507, E715-7, E714-7

F14:E723-14, E726-114, E725-14, E726-214, E725-114, E726-314, E725-414, E726-414, E725-214, E726-514, E715-14, E714-14

F8  : E723-8, E726-108, E725-8, E726-208, E725-108, E726-308, E725-408, E726-408, E725-208, E726-508, E715-8, E714-8

F16:E723-16, E726-116, E725-16, E726-216, E725-116, E726-316, E725-416, E726-416, E725-216, E726-516, E715-16, E714-16

F18:E723-18, E726-118, E725-18, E726-218, E725-118, E726-318, E725-418, E726-418, E725-218, E726-518, E715-18, E714-18

F2:E723-2, E726-102, E725-2, E726-202, E725-102, E726-302, E725-402, E726-402, E725-202, E726-502, E715-2, E714-2

F1:E725-201, E726-501, E715-1, E714-1+E725-101, E726-301, E725-401, E726-401+E723-1, E726-101, E725-1, E726-201

W7:W723-107, W726-107, W725-107, W726-207+W725-207, W726-307, W725-307, W726-407, W725-407, W726-507, W715-507, W714-507

W2:W726-402+W723-102,W726-102+W725-302,W725-102,W725-402,W726-202,W726-502,W715-502, W714-502, W725-202, W726-302

今週はいきなりの F7 E723-7 の解体で驚きましたが、来週は F16 の解体だけで大きな動きはないかなと思います。このペースでいくと来週は E723-7 が週明けに解体、そして1両分空くのでそこに E715-16 が収まり、臨修庫奥は臨修庫側から E725-116 が車体解体直前まで、 E714-16 が内部パネル撤去とガラス撤去、E715-16 が車内部品撤去の順で並んでいそうです。その次の週で F16 は解体終了になると思うので、来週後半に次の解体編成が車輪転削庫手前に置かれるかもしれません。F18 か F2 か。部品撤去の順番は F18 が先だったので、次は F18 じゃないかなと個人的には思います。ただ、車内が水没していないのは F1 と F18 なので、そういう点から F2 先に・・・・となるかもしれませんが。それは次の訪問の時にわかりますね。

7月12日長野新幹線車両センターの状況

大雨警報も大雨注意報も出ていなかったので、久しぶりに訪問してきました。

大雨に伴う状況は

7月8日には水没していた周辺道路ですが、完全に水は引いていました。ただ周辺のりんご畑にも水が入ってしまっているので、農家の人が一所懸命消毒をしていました。

F16 半数が解体

大雨警報が出ようが大雨注意報が出ようが、避難勧告出ない限り E7系 / W7系の解体は進んでいました。前回訪問で確認したときはまだ 2両が解体済みだったのですが、今日は既に 4両解体済みで 3両が車内の部品取りをしていました。

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車内に空調を引き込んで撤去作業中の E726-316

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相当暑いらしくダクトは 2本引き込み

E725-416 は車内パネルとガラスの撤去、E726-416 はいよいよ来週には臨修庫に引き込まれて重機での解体が始まる直前の状態です。

F16 の残りの編成の状態

F16 の残りの臨修庫手前、アップルブリッジ赤沼下にある 5両(E725-216, E726-516, E715-16, E714-16+E725-116)はそのまま動きがありませんでした。来週あたりに 5号車 E725-116 が臨修庫前または検修庫横に引き出されるのではないかなと思います。

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E725-116

留置線の状況

留置線は動きがありませんでした。

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左から F2, F18, W2, F1 で右端は W7

検修庫 1番線に長く留め置かれて洪水の汚れと長期間手を入れられなくて汚れてしまっていた W7も、このところの雨でピカピカになりました。水没位置の横線の汚れもほとんど目立たなくなっています。

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E714-507, E715-507

留置線の状況

本日時点の留置線の状況はこのようになりました。検修庫は空っぽ、留置線は2~5番線を廃車置き場に使用、車輪転削庫前後は W7 が占領という形です。

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長野新幹線車両センター 7月12日見たまま

解体待ちと解体済みの一覧

現在の水没 E7 / W7 の状況です。解体された順番に並べています。赤字は解体済み、黄色字は解体中、緑は残されている車両、解体待ちの編成は現在の編成状態で書いてあります。 (F1 と W2 がオリジナルの編成の状態と異なります。)

【解体】

F10:E723-10, E726-110, E725-10, E726-210, E725-110, E726-310, E725-410, E726-410, E725-210, E726-510, E715-10, E714-10
F7  : E723-7, E726-107, E725-7, E726-207, E725-107, E726-307, E725-407, E726-407, E725-207, E726-507, E715-7, E714-7

F14:E723-14, E726-114, E725-14, E726-214, E725-114, E726-314, E725-414, E726-414, E725-214, E726-514, E715-14, E714-14

F8  : E723-8, E726-108, E725-8, E726-208, E725-108, E726-308, E725-408, E726-408, E725-208, E726-508, E715-8, E714-8

F16:E723-16, E726-116, E725-16, E726-216, E725-116, E726-316, E725-416, E726-416, E725-216, E726-516, E715-16, E714-16

F18:E723-18, E726-118, E725-18, E726-218, E725-118, E726-318, E725-418, E726-418, E725-218, E726-518, E715-18, E714-18

F2:E723-2, E726-102, E725-2, E726-202, E725-102, E726-302, E725-402, E726-402, E725-202, E726-502, E715-2, E714-2

F1:E725-201, E726-501, E715-1, E714-1+E725-101, E726-301, E725-401, E726-401+E723-1, E726-101, E725-1, E726-201

W7:W723-107, W726-107, W725-107, W726-207+W725-207, W726-307, W725-307, W726-407, W725-407, W726-507, W715-507, W714-507

W2:W726-402+W723-102,W726-102+W725-302,W725-102,W725-402,W726-202,W726-502,W715-502, W714-502, W725-202, W726-302

来週もは F16 の解体だけで大きな動きはないかなと思います。このペースでいくと来週は F16 の中の E725-216, E726-216 あたりの解体が始まって、再来週で F16 残り E726-516, E715-16, E714-16 が臨修庫の所に取り込まれて次の編成 F2 の解体準備が始まるかなと思います。(部品取りの順番では F18 が先だったので F18 かもしれませんが。)
今はあまり動きがない長野新幹線車両センターですね。

7月8日長野新幹線車両センターの状況

この日は知り合いが近所を通った時の情報からなので、写真無しです。

大雨に伴う状況は

7月8日、また長野市に大雨が降りました。昨年の台風 19号で堤防決壊した長沼・赤沼・穂保のあたりが気になりましたが、堤防をしっかり直してあるのと犀川は水位が上がりましたが合流後の千曲川水位がそんなに上がらなかったので、越堤などによる水害は発生しませんでした。良かった。

長野新幹線車両センター周辺の状況は

川の洪水は無かったのですが、実は長野新幹線車両センター周辺は水があふれました。昨年の台風 19号の時と同じような浸水の形で、近所の浅川もあふれなかったのに今回も長野新幹線車両センター周辺は軽く水没しています。写真が無いので細かく説明することはできないのですが、用水路があふれて周辺が水没した形になっていて、長野新幹線車両センターの周りの道路はほぼすべて水没、そしてその周りにある畑やりんご畑も水没してしまいました。

ただ、台風 19号の時のように川の水が流れ込んでいるわけではないため、最大時でも深さは十数センチ~30cm程度だったようで、車に乗っていればどうにか通れる程度で済んだようです。

留置線の状況

本日時点の留置線の状況はこのようになりました。検修庫は変わらず空っぽ、留置線は2~5番線を F2, F18, W2, F1 の順に廃車置き場として使用しています。そして、F16 は 7号車が解体に入りました。

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長野新幹線車両センター 7月8日見たまま

解体待ちと解体済みの一覧

現在の水没 E7 / W7 の状況です。解体された順番に並べています。赤字は解体済み、黄色字は解体中、緑は残されている車両、解体待ちの編成は現在の編成状態で書いてあります。 (F1 と W2 がオリジナルの編成の状態と異なります。)

【解体】

F10:E723-10, E726-110, E725-10, E726-210, E725-110, E726-310, E725-410, E726-410, E725-210, E726-510, E715-10, E714-10
F7  : E723-7, E726-107, E725-7, E726-207, E725-107, E726-307, E725-407, E726-407, E725-207, E726-507, E715-7, E714-7

F14:E723-14, E726-114, E725-14, E726-214, E725-114, E726-314, E725-414, E726-414, E725-214, E726-514, E715-14, E714-14

F8  : E723-8, E726-108, E725-8, E726-208, E725-108, E726-308, E725-408, E726-408, E725-208, E726-508, E715-8, E714-8

F16:E723-16, E726-116, E725-16, E726-216, E725-116, E726-316, E725-416, E726-416, E725-216, E726-516, E715-16, E714-16

F18:E723-18, E726-118, E725-18, E726-218, E725-118, E726-318, E725-418, E726-418, E725-218, E726-518, E715-18, E714-18

F2:E723-2, E726-102, E725-2, E726-202, E725-102, E726-302, E725-402, E726-402, E725-202, E726-502, E715-2, E714-2

F1:E725-201, E726-501, E715-1, E714-1+E725-101, E726-301, E725-401, E726-401+E723-1, E726-101, E725-1, E726-201

W7:W723-107, W726-107, W725-107, W726-207+W725-207, W726-307, W725-307, W726-407, W725-407, W726-507, W715-507, W714-507

W2:W726-402+W723-102,W726-102+W725-302,W725-102,W725-402,W726-202,W726-502,W715-502, W714-502, W725-202, W726-302

当面は F16 の解体だけで大きな動きはないかなと思います。

7月5日長野新幹線車両センターの状況

先々週に大きな動きがあったので、先週はあまり動きがないだろうと少し間をおいて今日訪問してみました。

F8 解体終了

F8 の E723-8 の解体も終了し、いよいよ F16 の解体が始まっています。既に E725-16, E726-216 の解体は完了し、次の E723-16, E726-116 そして E726-416 に着手していました。

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E726-416

F7 の E723-7 の次に置かれている時はまだまだ車内に椅子などの調度品が見えます。そして、その次の位置にある E723-16 は車内の部品を搬出中、そして一番臨修庫よりの E726-116 はガラスも外れて車体解体待ち、この順番は今までのすべての車両解体時にこの並びになるので、車両の解体の状態に合わせて頻繁に入れ換えをしていることがわかります。

F16 の残りの編成の状態

F16 の残りは 5両(E725-216, E726-516, E715-16, E714-16+E725-116)が臨修庫手前に、2両(E726-316, E725-416)が車体洗浄機手前の渡り線のあたりに留め置かれています。残り 3両は上で書いた通り解体中です。

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725-216, E726-516, E715-16, E714-16 と連結されている E725-116

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E726-316, E725-416

留置線の状況

実は前回 6月27日に見落としていたのですが、大きく動きがあったのは車両側ではなくて施設でした。以下は 6月24日の写真です。

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6月24日の留置線見たまま

そして、これが 6月27日の同じ場所です。

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6月27日の留置線見たまま

そして今日 7月5日

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7月5日の留置線見たまま

車両と検修庫に目がいっていて気付かなかったこと、営業列車の入る囲いが拡大されていました。これ、6月24日はまだ 10番線と 11番線だけだったのですが、6月27日には既に6番線まで囲いの中になっています。ということは夏の臨時ダイヤなどを勘案して留置線の整備も急いでやっていたということのようですね。そして、6月27日に気づかなかったのは、入れ換え信号の所の通路が目立たなかったからかもしれません。今日は天気が悪くてあの通路の緑色と黄色のコントラストがはっきり見えて、それでその後にこの囲いに気づきました。

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5番線との間はロープだけの囲い

E4 も 2編成全般検査を通して延命しているので、予備編成が増えた分長野留置の場所を確保したということかもしれません。

留置線の状況

本日時点の留置線の状況はこのようになりました。検修庫は先々週の W2 と W7 移動後は空っぽ、留置線は2~5番線を廃車置き場に使用となっています。

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長野新幹線車両センター 7月5日見たまま

解体待ちと解体済みの一覧

現在の水没 E7 / W7 の状況です。解体された順番に並べています。赤字は解体済み、黄色字は解体中、緑は残されている車両、解体待ちの編成は現在の編成状態で書いてあります。 (F1 と W2 がオリジナルの編成の状態と異なります。)

【解体】

F10:E723-10, E726-110, E725-10, E726-210, E725-110, E726-310, E725-410, E726-410, E725-210, E726-510, E715-10, E714-10
F7  : E723-7, E726-107, E725-7, E726-207, E725-107, E726-307, E725-407, E726-407, E725-207, E726-507, E715-7, E714-7

F14:E723-14, E726-114, E725-14, E726-214, E725-114, E726-314, E725-414, E726-414, E725-214, E726-514, E715-14, E714-14

F8  : E723-8, E726-108, E725-8, E726-208, E725-108, E726-308, E725-408, E726-408, E725-208, E726-508, E715-8, E714-8

F16:E723-16, E726-116, E725-16, E726-216, E725-116, E726-316, E725-416, E726-416, E725-216, E726-516, E715-16, E714-16

F18:E723-18, E726-118, E725-18, E726-218, E725-118, E726-318, E725-418, E726-418, E725-218, E726-518, E715-18, E714-18

F2:E723-2, E726-102, E725-2, E726-202, E725-102, E726-302, E725-402, E726-402, E725-202, E726-502, E715-2, E714-2

F1:E725-201, E726-501, E715-1, E714-1+E725-101, E726-301, E725-401, E726-401+E723-1, E726-101, E725-1, E726-201

W7:W723-107, W726-107, W725-107, W726-207+W725-207, W726-307, W725-307, W726-407, W725-407, W726-507, W715-507, W714-507

W2:W726-402+W723-102,W726-102+W725-302,W725-102,W725-402,W726-202,W726-502,W715-502, W714-502, W725-202, W726-302

当面は F16 の解体だけで大きな動きはないかなと思います。