自然の赴くままに・そのときの 気分次第で・なんとなく

興味を持ったことを、なんとなく気の向くまま書いています。

10月31日長野新幹線車両センターの状況

今日は気温は低めですが天気良く、気持ちよく長野新幹線車両センター訪問ができました。

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青空とりんご

F18 の状況

モバイルからなので後で書き換えますが、E723-18 の搬出を今もしています。今までの搬出と違うので、速報レベルの写真をまずは載せます。

 

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見ての通り、E723-18 の生首搬出。横浜ナンバーのトレーラーなので、大宮行きでしょうか。

天気良いのでもう少し現地で見ていたら、長野新幹線車両センター内での移動だけでした。

今週の動き

今週は F18 編成に面白い動きがありました。下にまとめましたので見ていただけるとよいかと思います。あとは、W2 編成が 2番線から 1番線に移動しています。それに伴う編成替えも行われてます。車号は未確認!。

F18 の状況(31日のまとめ)

JR 東日本の最後の水没編成 F18 ですが、まずは

金沢寄りの E714-18, E715-18, E726-518, E725-218 が W7 の前のアップルブリッジ赤沼下にあるだけでした。

 

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E714-18, E715-18, E726-518, E725-218

そして、検修庫脇。今日はここには車両はいません。どこにいるかというと渡り線の所にポツンとアントとつながれた E725-118 が置いてありました。

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E725-118

そして、臨修庫奥の解体場所には E726-318, E726-418, E726-118 がいます。

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E726-318

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E726-418

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E726-118

そして、既に搬出されていると思っていた E723-18 ですが、実は車体の金沢寄り客室部分と床下関係は搬出されていたのですが、東京寄りの運転台部分はそのまま臨修庫内にあることがわかりました。

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E723-18

意外な措置だと思っていたところ、大きなクレーン車が。

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クレーン車

そして E723-18 の車体にシートがかけられ

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シルバーシートにくるまれた E723-18

庫外に押し出され、

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搬出

クレーンで吊れる位置に移動し、

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完全に庫外に

そして搬送用トラック登場

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重量物用トラック

クレーンで釣り上げ

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クレーンで吊り上がる E723-18

トラックの上に搭載されました。

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トラックの上の E723-18

そしてゆっくり移動開始

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移動中の E723-18

これだけで見てもでかいのがわかります。

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生首

吉の角を慎重に曲がります。この部分が大きいのは大型トラックのためなのですが、車体が 1/3 になった新幹線でも曲がるのは大変。

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急カーブを曲がる

この角度で見れば E7 系の運転席というのがすぐにわかります。

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間近で

そして、そのまま関東まで持っていくのかと思ったら・・・・・・廃棄物処理場の間に降ろされました。

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クレーンで釣り上げて降ろされる途中の E723-18

建物と建物の間に降ろしたので、一時置きと思われますが、微妙な所に降ろすものですね。

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馬に載せられ設置された E723-18 の生首

このように、F18 編成の先頭 E723-18 の運転台部分が切り離されて長野新幹線車両センターの中に保管されたということは、車内の状態が良くて何かに利用するのではないかなと感じさせます。運転手の訓練用なのか、それとも大宮の鉄道博物館に持っていくのかわかりませんが、今後の動向が気になるところです。そして、この後に解体対象になる E714-18 はどうなるのかも気になるところです。もしかして、これこそ直富商事の  E253 の運転台の横に並んだりしたら、それはそれで面白いですが。

切り取られた生首の部分、PowerPoint で絵をかいてみました。

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E7 F18 の生首

ちょうどこのくらいの位置で切り取られているようです。

W2 と W7 の状況

こちらは全く動きなしです。F18 がある程度片付くまではこのままだと思います。と思っていたら、W2 編成の編成替えが行われていました。

先週までは金沢寄りから、W715-502, W714-502, W725-202, W726-302, W725-102,W726-202, W725-402,W726-502, W726-402,W723-102,W726-102, W725-302 の順だったのが、写真を見てわかったのですが今週は金沢寄りに W715-502, W714-502, W725-202, W726-302が並んでいます。残りの車号が確認できないので、来週訪問しての確認が必要ですね。

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W2 と W7

留置線の状況

5番線と 6番線の間のポイントの修繕が行われていました。いよいよ検修庫まで利用できるようになる準備ですね。

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ポイント修繕

W2 が編成替えされた以外は変化なく、他はさっぱりしたものです。

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W2 と W7 だけ

留置線の状況はこの通りです。右下の緑色が E723-18 の運転台が置かれた場所です。W2 が 2番線から 1番線に転線していますので、新しい編成順序を確認できていないので、車号は想像です。

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長野新幹線車両センター 10月31日見たまま

解体待ちと解体済みの一覧

現在の水没 E7 / W7 の状況です。解体された順番に並べています。赤字は解体済み、黄色字は解体中、緑字は残されている車両、解体待ちの編成は解体順に現在の編成状態で書いてあります。 (W2 がオリジナルの編成の状態と異なります。)

【解体】

F10:E723-10, E726-110, E725-10, E726-210, E725-110, E726-310, E725-410, E726-410, E725-210, E726-510, E715-10, E714-10
F7 : E723-7, E726-107, E725-7, E726-207, E725-107, E726-307, E725-407, E726-407, E725-207, E726-507, E715-7, E714-7

F14:E723-14, E726-114, E725-14, E726-214, E725-114, E726-314, E725-414, E726-414, E725-214, E726-514, E715-14, E714-14

F8 : E723-8, E726-108, E725-8, E726-208, E725-108, E726-308, E725-408, E726-408, E725-208, E726-508, E715-8, E714-8

F16:E723-16, E726-116, E725-16, E726-216, E725-116, E726-316, E725-416, E726-416, E725-216, E726-516, E715-16, E714-16

F1:E723-1, E726-101, E725-1, E726-201, E725-101, E726-301, E725-401, E726-401, E725-201, E726-501, E715-1, E714-1

F2:E723-2, E726-102, E725-2, E726-202, E725-102, E726-302, E725-402, E726-402, E725-202, E726-502, E715-2, E714-2

F18:E723-18, E726-118, E725-18, E726-218, E725-118, E726-318, E725-418, E726-418, E725-218, E726-518, E715-18, E714-18

W7:W723-107, W726-107, W725-107, W726-207+W725-207, W726-307, W725-307, W726-407, W725-407, W726-507, W715-507, W714-507

W2:W715-502, W714-502, W725-202, W726-302, W725-102,W726-202, W725-402,W726-502, W726-402,W723-102,W726-102, W725-302

F18 の E723-18 が意外でしたが、JR 東日本分の E7 系手つかずは残り5両になりました。

10月24日長野新幹線車両センターの状況

今日は久しぶりに天気よく、気持ちよい気分で訪問ができました。

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山の方は雲が出ているけれど、反対側は青空なので明るい

F18 の状況

まず、解体が順調に進んでいて、車輪転削庫手前に留置してある車両が 6両に減っていました。

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E726-318, E725-118

アップルブリッジ赤沼を挟んで飯山側に2両、アップルブリッジ赤沼下から車輪転削庫側に4両残っています。

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E714-18, E715-18, E726-518, E725-218

残りは臨修庫と検修庫の脇の線に。まずは検修庫脇の E725-418

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E725-418

いつもこの位置に停車させるのは理由があって、この奥に乗降用のステップがあるからです。この写真の奥の建物のガラスに移っているのを見るとすぐにわかります。

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乗降用ステップ

本来の使われ方は 12両編成のままここに列車が進入してきて、東京寄りの運転席から降りるためのものだと思うのですが、今では解体車両を牽引するアントの乗降用に使われているわけです。

次に臨修庫あたり。まずは窓ガラスも外され車体解体待ちの E726-118。写真では見えませんがすべての窓は外され、内装も取られています。

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E726-118

その手前の窓ガラスと内装撤去中の E723-18

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E723-18

そして、一番手前は 8号車の E726-418 です。

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E726-418

そして E725-18 です。

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E725-18 と車体搬送トラック

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E725-18

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E725-18 の 後ろ姿

そして、残りの 1両 E726-218 は既に解体搬出されてしまっています。

E7 系の解体くずの搬出先は

ようやくわかりました。富山県射水市に搬出しているんですね。今日撮影したトラックを見ることでようやく判明しました。

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ハリタ金属

ずっと気になっていたんですが、東京メトロのアルミ車体屑を扱っているハリタ金属ということで納得。つまり、東京メトロの車両も北陸新幹線 E7系も、JR東海の新幹線もみんなハリタ工業でリサイクルされているということが分かったわけですね。どうして解体車両を奇麗に詰め込める車体のトラックを持っているはずです。最後の編成の時に気づいてよかったよかった。

そして、車体搬出が終わった後に薄型のトラックにそれ以外のものを積んできれいにして出発という感じなんですね。搬出ルートとしては、長野新幹線車両センター 10:50頃でそのまま長野市側にアップルラインを走っていき、村山橋を渡って高梨町西交差点を右折、新百々川橋を左折してそのまままっすぐ須坂長野東インター経由で高速道路、小杉インターから射水リサイクルセンターに向かうのかなと思います。

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上信越自動車道までのルート

村山橋は知っての通り長電が一緒にわたっている橋。10:50頃搬出だと11:00過ぎに村山橋なので、もしかしたら長電との並走も見られるかもしれません。

村山橋「Google マップ」

薄型トラックは 11:40頃に出かけるのでその時間差は 1時間。薄型は大したものは載っていないので、車体の方を見たい場合は早めに現地に入るとよいかもしれません。水曜日と土曜日が搬出日になっているようです。

www.harita.co.jp

留置線の状況

水没廃車車両もほぼなくなり営業車両もいない留置線はさっぱりしたものです。

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長野新幹線車両センター 10月24日見たまま

W7 と W2 はそのまま動きなし、F18 は先にも書きましたが W7 の前に 6両です。

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奥が W2 で手前が W7 手前左にちょっと移っているのが F18

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左が W2 で 右が W7 と F18

F18 は連結されていても全てバラバラになっています。

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切断されている高圧引通し線

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げんこつ連結状態

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列車種別行先表示器は撤去済み。車内のグランクラスのシートが見える

何度か乗った時の写真の中に、廃車になってしまった F1 のグランクラスの写真がありましたので、記録として残します。

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エンブレム

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グランクラスのエンブレム

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デッキ

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ドアのエンブレム

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車号と車内のご案内

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車内

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一人用シート

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椅子の操作パネル

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トイレ

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洗面所

解体待ちと解体済みの一覧

現在の水没 E7 / W7 の状況です。解体された順番に並べています。赤字は解体済み、黄色字は解体中、緑字は残されている車両、解体待ちの編成は解体順に現在の編成状態で書いてあります。 (W2 がオリジナルの編成の状態と異なります。)

【解体】

F10:E723-10, E726-110, E725-10, E726-210, E725-110, E726-310, E725-410, E726-410, E725-210, E726-510, E715-10, E714-10
F7 : E723-7, E726-107, E725-7, E726-207, E725-107, E726-307, E725-407, E726-407, E725-207, E726-507, E715-7, E714-7

F14:E723-14, E726-114, E725-14, E726-214, E725-114, E726-314, E725-414, E726-414, E725-214, E726-514, E715-14, E714-14

F8 : E723-8, E726-108, E725-8, E726-208, E725-108, E726-308, E725-408, E726-408, E725-208, E726-508, E715-8, E714-8

F16:E723-16, E726-116, E725-16, E726-216, E725-116, E726-316, E725-416, E726-416, E725-216, E726-516, E715-16, E714-16

F1:E723-1, E726-101, E725-1, E726-201, E725-101, E726-301, E725-401, E726-401, E725-201, E726-501, E715-1, E714-1

F2:E723-2, E726-102, E725-2, E726-202, E725-102, E726-302, E725-402, E726-402, E725-202, E726-502, E715-2, E714-2

F18:E723-18, E726-118, E725-18, E726-218, E725-118, E726-318, E725-418, E726-418, E725-218, E726-518, E715-18, E714-18

W7:W723-107, W726-107, W725-107, W726-207+W725-207, W726-307, W725-307, W726-407, W725-407, W726-507, W715-507, W714-507

W2:W715-502, W714-502, W725-202, W726-302, W725-102,W726-202, W725-402,W726-502, W726-402,W723-102,W726-102, W725-302

F18 も来週にはまた 2両解体と続くと、11月には全部解体完了ですね。そして、10/21 から仙台で F29編成の陸揚げと川重でほぼ出来上がっている F30編成が輸送を待っているし、総合車両製作所の F28 編成も状況はわからないけれど今年度には出てくるし、F31, F32 編成も続いて出てくるから、廃車で減った分と E4系延命によって、とりあえず水没した編成の JR東日本分は長野では検修できない分の予備編成を除いた数は確保できた感じになるかもね。そして、来年度に JR西日本の W7 系 2本登場となるから、それができたら E4系は廃車できるのかも。

ESXi Arm Edition v1.1 登場 vSAN も作ってみた

ESXi Arm Edition の新しいバージョン v1.1 登場!

ESXiArmEdition.png

先日紹介した ESXi Arm Edition ですが、さすが Flings だけあって既に次の更新版が登場しています。今回登場したのは v1.1 で、いくつかのバグ修正と新しいプラットホームのサポートが行われています。

 v1.1 の変更点

  • ESXiホストを分散スイッチに追加した後のPSOD 発生に対する修正

  • Arm N1SDPプラットフォームのサポート

  • Neoverse N1CPUでのVMのサポート

  • LS1046AおよびLX2160Aプラットフォームのパススルー安定性の向上

  • vCenter / DRS の誤ったCPU使用率の修正

  • VMストレージがいっぱいになった際 VM がクラッシュする問題の修正

  • 非コヒーレントDMAデバイスサポートの安定性のための修正

  • インストーラー:3.125ではなく4GBの4%以内のRAMサイズを許容します(サポートされていないRK3399ボードの場合)

  • シリアルポート処理の改善(サポートされていない/不明なボードの場合、ファームウェア構成エラーに対しての回復力改善) 多分 Raspberry Pi 4 に関係するのは PSOD と VM クラッシュと Non Coherent DMA 位でしょうか。テストしてみないとこのあたりがどのように変わったかはちょっと判断できません。 ## v1.1 の入手 前回の ESXi Arm Edition v1.0 のページがそのまま v1.1 になっていますので、特に別の所に行ってダウンロードする必要はありません。今後のアップグレードも同様になっていくものと思います。 今回の v1.1 のiso イメージは VMware-VMvisor-Installer-7.0.0-17068872.aarch64.iso です。vSphere HA 関連の 2つのファイルは前のままの vmware-fdm-7.0c-16620014.arm64.vib および vmware-fdm-7.0d-16749671.arm64.vib になります。 ## v1.1 のインストール これは前回の v1.0 と変わりませんので、こちらを参考にインストールしてください。 ARM版 ESXi 7 をインストール 今回のバージョンも vCenter Server Appliance は 7.0.c または 7.0.d までしか使えません。上記 2つの vib はそれぞれの Appliance を使う際に追加インストールしてください。

 ESXi Arm Edition での vSAN を作ってみた

こんな感じで作ることができます。

vSAN を構成した Raspberry Pi 4 4ノードクラスタとデータストア
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vSAN ディスク構成
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Skyline 健全性
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この vSAN 上で ubuntu-20.04.1-live-server-arm64.iso の仮想マシンが稼働していて、vMotion や HA をしています。

10月17日長野新幹線車両センターの状況

今週は体調思わしくなく行く予定は立てていなかったんですが、用事ができてしまい通り道なので寄ってみました。

F2 の状況

先週はまだ残っていた F2 ですが、今日は奇麗さっぱり見ることができませんでした。先週のうちに全てが解体・搬出されてしまったようです。代わりに臨修庫前後には、次の解体の F18 編成の車両が来ていました。

F18 の状況

東京寄りの 4両の解体が始まっており、4号車の E726-218 は臨修庫が空になり次第入場して車体の解体できる状態、

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E726-218

3号車の E725-18 はガラスまで外された状態、

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E725-18

2号車の E726-118 は車内の部品取り、

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E726-118

1号車の E723-18 は検修庫脇の留置になっていました。

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E723-18

残りの 8両は車輪転削庫手前の W7編成前に留置のままです。

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E726-418, E725-418, E726-318, E725-118

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E714-18, E715-18, E726-518, E725-218

W7 の状況

こちらは全く動きなしです。

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W715-507, W714-507

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W723-107, W726-107, W725-107, W726-207, W725-207, W726-307

W2 の状況は

こちらはもく動きなしです。

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W725-302, W726-102, W723-102

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w7 と W715-502

留置線の状況

W2 しか残っていない留置線はさっぱりしたものです。

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左 W2 右 W7

この残された 2本の代替編成の製造が昨日発表されました。

北陸新幹線車両 W7系の新製投入  JR西日本

台車異常検知機能(台車モニタリング装置)と車両への着雪低減対策をしてある編成になるようです。今の E7 / W7 は冬の雪の着雪がひどく、妙高高原駅で臨時停車して着雪を落としたりするため雪の日は5分~15分遅れるのは当たり前になってしまっていました。E2 の時には全くなかったのに E7 になって増えたのは、あのプラグドアじゃなくなった車体構造や、雪を巻き込みやすい床下のカバーのデザインなどが問題とようやくわかったんだろうと思います。

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長野新幹線車両センター 10月17日見たまま

解体待ちと解体済みの一覧

現在の水没 E7 / W7 の状況です。解体された順番に並べています。赤字は解体済み、黄色字は解体中、緑字は残されている車両、解体待ちの編成は解体順に現在の編成状態で書いてあります。 (W2 がオリジナルの編成の状態と異なります。)

【解体】

F10:E723-10, E726-110, E725-10, E726-210, E725-110, E726-310, E725-410, E726-410, E725-210, E726-510, E715-10, E714-10
F7 : E723-7, E726-107, E725-7, E726-207, E725-107, E726-307, E725-407, E726-407, E725-207, E726-507, E715-7, E714-7

F14:E723-14, E726-114, E725-14, E726-214, E725-114, E726-314, E725-414, E726-414, E725-214, E726-514, E715-14, E714-14

F8 : E723-8, E726-108, E725-8, E726-208, E725-108, E726-308, E725-408, E726-408, E725-208, E726-508, E715-8, E714-8

F16:E723-16, E726-116, E725-16, E726-216, E725-116, E726-316, E725-416, E726-416, E725-216, E726-516, E715-16, E714-16

F1:E723-1, E726-101, E725-1, E726-201, E725-101, E726-301, E725-401, E726-401, E725-201, E726-501, E715-1, E714-1

F2:E723-2, E726-102, E725-2, E726-202, E725-102, E726-302, E725-402, E726-402, E725-202, E726-502, E715-2, E714-2

F18:E723-18, E726-118, E725-18, E726-218, E725-118, E726-318, E725-418, E726-418, E725-218, E726-518, E715-18, E714-18

W7:W723-107, W726-107, W725-107, W726-207+W725-207, W726-307, W725-307, W726-407, W725-407, W726-507, W715-507, W714-507

W2:W715-502, W714-502, W725-202, W726-302, W725-102,W726-202, W725-402,W726-502, W726-402,W723-102,W726-102, W725-302

F18 の解体が始まり、いよいよ JR東日本の廃車 E7 系は手つかず編成は無くなりました。

ARM版 ESXi 7 をインストール

 

    
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ESXi Arm Edition をインストールしてみた

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ESXi 7 Arm Edition

エッジ用途に出てきたんだろうなぁと勝手に思っている ESXi Arm Edition ですが、手持ちの Raspberry Pi 4 にインストールしてみました。普通の Intel / AMD の ESXi とは異なり、いろいろと事前の作業とかあるので面倒でしたが、ちょっとまとめて Quiita に書いてみました。

qiita.com

 インストール環境を作るためのファイルのダウンロード先や手順などを書いてありますので、ご興味がある方はご覧ください。

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でき上り

 ESXi へ VMware Host Client を使ってアクセス。ストレージもしっかり NFS ストレージが使えてる。

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ESXi に接続

 

北陸新幹線の East-i 運用

前回 8月にあった北陸新幹線 East-i の本線検測、先週も 10/5 に下り、10/6 に上りで走りましたが、2週間連続で検測を行うので、今週も今日下りで明日上りで運行されます。

北陸新幹線での East-i の運行は(本線検測:1日目)

East-i の検測運行は、北陸新幹線の場合は 2日にまたがって行われています。そして、本線の検測と副本線側の検測それぞれが別の日に行われます。East-i はいつもは仙台の新幹線総合車両センターに居ますので、1日目に仙台から白山総合車両所に向かいます。上越新幹線の測定後の白山総合車両所への回送なので、遅い時間に金沢に向かいます。

  上野発 17:54 (22番線)

  大宮  18:14 頃

  長野着 20:00 頃

※以降は追いかけたことが無いので時間はわかりません。

夜になり暗い時間に長野通過になるので沿線撮影は困難です。上野駅から追いかけながら撮影する場合は、まず上野駅 22番線停車中の写真撮影ができます。上越新幹線検測後に上野駅に戻ってくるのが 17:45 頃、なので出発までの10分くらい撮影できます。 

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夕方の East-i

そして、上野駅で East-i の出発を見送った後、その直後のはくたか 573 号に乗車して追いかけ。実はこのはくたかは大宮と高崎の間で East-i を追い抜きます。本庄早稲田駅だったと思いますので E席に指定席を取り窓から見ていると追い抜くのを見ることができます。そしてそのまま長野に到着すれば、15分後くらいに East-i が 11番線に入線してきます。今日 10/13 がその日なので、もしタイミング合えば見るのもよいですね。

北陸新幹線での East-i の運行は(本線検測:2日目)

2日目は白山総合車両所からスタート。長野には 11:50 頃に到着するので、長野新幹線車両センターの脇は 11:40頃に通過します。

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長野新幹線車両センター脇を通過する East-i

長野駅には12:8頃まで13番線で停車しているので、やはり 10分ぐらい撮影時間があります。そして、撮影後はそのあと発車のはくたか 560 号に乗車して高崎で追い抜き、その後は大宮でも上野でも東京でも撮影ができます。大宮は 13:30過ぎ、上野は 13:55 頃、東京は 14:00に 22番線に到着します。折り返しは 14:16 なので、15分くらいの撮影時間があります。その後は上野で2列車退避するので15分くらい停車後に大宮経由で仙台に向かっていきます。

北陸新幹線での East-i の運行は(副本線検測:1日目)

副本線検測のためなのか、これはちょっとだけ時間がずれます。上野発の時間が 18:50 頃になり、後追いは直後のはくたか 575 号。本庄早稲田であさま 625に抜かれ、高崎ではくたかに抜かれます。そして、はくたかは長野に 20:43着で、East-i は 21時過ぎに到着しますので、やはり15分くらい待ちます。到着から出発まではあまり時間が無く、5分くらいすると発車していきますので、撮影には向かないかもしれません。全体的にちょうど本線計測から 1時間遅れの感じですね。

北陸新幹線での East-i の運行は(副本線検測:2日目)

2日目は副本線計測には全体的に時間がかかるのか、早めに長野にやってきます。長野駅到着が 11:20頃、なので長野新幹線車両センター脇はその前の 11:10頃に通過します。今まで何度も見てきた結果ですが、本線検測では 11:48 頃、副本線検測では 11:10 頃に通過しています。長野駅出発は 11:35頃なので、15分くらいの撮影時間が取れます。後追いは列車が無いので East-i の出発前の 11:26 あさまに乗るしかありません。なので、副本線検測の時は後追いはしないで長野だけで撮影が良いでしょう。

おまけ

以前撮影した East-i の再度ビューです。長野新幹線車両センター内での撮影です。(いつも撮影しているのはこの反対側からです。)

まずは 1号車、信号、通信、架線検測車

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E926-1

次に 2号車、通信の検測車と在来線の集電用パンタグラフを持つ車で、在来線用のパンタグラフは新幹線区間では下げています。

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E926-2

3号車、軌道検測車で、E2系 N21 編成とよくセットで走っていた相棒の E926-13 は 2015年に廃車になりました。

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E926-3

これは夜の白山総合車両所に向かう East-i で、珍しく E926-13 が組み込まれていた時の写真です。夜の大宮駅ホームです。それにしてもろくな写真がない・・・

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E926-13

4号車、電力関係の検測車で、新幹線での集電用のパンタグラフを搭載しています。

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E926-4

5号車、電力と信号関係の検測車です。

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E926-5

6号車、架線と信号関係の検測車です。新幹線用のパンタグラフを搭載しています。

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E926-6

最近は営業車に検測機器を載せるようになってきており、九州新幹線では専用の検測車はありません。また、JR東海や西日本のドクターイエローも低速な 700系ベースなので、ダイヤ面での制約になるため早晩消え去るのではないかとうわさされています。East-i も E3 系ベースで同様な方向だと思いますので、撮影をしたい方はお急ぎを。

写真撮影で気にすることは

私の場合は長野新幹線車両センターの写真も含めてすべてスマートフォンでスナップ的に撮影しています。そして、他の人や鉄道現業の人達の迷惑にならないよう、スナップ撮影でも十分周りに注意しています。しかし最近では三脚や脚立、でかいカメラバッグで他の人の迷惑を考えずにホームや線路わきで陣取って撮影をしている人を見かけますが、やはり最低限のマナーは守って撮影をしてほしいと思います。最近の鉄オタの特に「撮り鉄」と言われる人の迷惑行為が社会問題になりつつある中、他の「鉄道ファン」の人が悲しい思いをしないよう、しっかり自分たちの行動を考えてほしいなと感じています。長野新幹線車両センターの場合で言えば、アップルブリッジ赤沼の橋の上に車を停めて写真撮影している人を多く見かけますが、あぷるブリッジ赤沼は太鼓橋で橋の向こう側は良く見えません。そして橋を走っている時に突然止まっている車が現れると回避するために反対車線にいきなり出たり急ブレーキで止まったりしなければならず事故を誘発する恐れがあります。なので、絶対に橋の上に車を停めて写真撮影はしないでほしいものです。橋のたもとに車を停めるスペースはありますので、そこに車を停めて歩道をゆっくり歩いて橋の上に行ってほしいといつも思ってみています。

E7 系のお鼻

新幹線のお鼻

1964年、新幹線が日本に初めて登場したときの歌「はしれちょうとっきゅう」

www.youtube.com

では、2番に「まるいひかりの ボンネット」とある通り、0系の先頭部分には連結器を収納する場所のカバーとして、丸い「光前頭」がついていました。試作車の 1000型ではこの部分に蛍光灯も入っていて文字通り光っていたのですが、量産車の 0系からは前照灯(全部識別灯)が大型化(電球2つ)に変わるとともに光前頭も半透明のアクリル樹脂だけに変わってヘッドライト兼テールライトの電球から漏れた光でぼんやりと光る形になりました。子供のころよくこの光る光前頭を見ていたのですが、透明のアクリルは衝撃に弱く、鳥など飛翔物にぶつかるり破損が続いたので、不透明のFRPに変わり光っているのが見えなくなり(本当にうすぼんやりとは見えていた気がします)、0系の終焉のころは FRP 自身も塗装してしまったのでここが光っていたというのは全く分からなくなってしまいました。今残存する 0系でオリジナルの半透明のアクリル樹脂の光前頭を持って保存されているのは、多分大宮の鉄道博物館だけだと思います。見分ける基準は光前頭の左右のボルトの部分の上下に手掛けの出っ張りがあるかないか。ついてなければもしかしたら半透明のアクリル樹脂のかもしれません。

E7系のお鼻

E7系ももちろん正面には連結器が入っています。そしてそこを覆うカバーもあります。0系や 200系の時代は上に折りたたんで収納していたのであれだけ大きな開口部とカバーが必要でしたが、今は連結器自体はまっすぐ前に向いていてカバーがその分前に飛び出して覆う形になっています。

連結器カバーが今のようなモスラの幼虫の口みたいな開き方になったのは、国鉄時代の新幹線400系が最初です。下は実際に使用している写真です。

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401-1

この写真側が自動的にカバーが開いて連結器が出る側です。よく見ないとわからないのでクローズアップ。

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開いている連結器カバー

カバーが開くところは大きいのがわかります。

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400系 411-3 モスラ

そして逆側は通常は連結をしない側なので、モスラの口形のカバーはついていません。

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406-1

この写真側が自動的にカバーは固定で、必要に応じて外す側です。よく見ないとわからないのでクローズアップ。

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連結器カバーを外している状態

この連結器カバーを外すほうをよく見てみると、外れている部分の奥にも線があります。これ、ここからもカバーを外すことができます。メンテナンスや急曲線で連結器が大きく振られる可能性のある場合などは、ここからカバーを外します。JR東海N700系の訓練などで、そこまで外しているのをニュースで見ることもあります。

この、編成両方で連結器の扱いが違うのは JR東日本の新幹線の一般的な形です。連結するとしてもどちらかにしかつながらないからなのですが、例外として E4系、そして廃車になってしまった E2系の J51編成があります。E2系の N1, N21 はそのように見え、そして取り付けられるようになっていましたが、実際には片側は自動連結の機能は装備されていませんでした。

ちなみに、他の JR 東日本の新幹線のお鼻はこんな感じです。この 200系は自動連結化改造をしたため、光前頭を開けることなく連結器が飛び出してくる構造になっています。福島や盛岡での連結の際にその光景が見られました。

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E4 と 200

E4系は両方とも連結可能ですので、こんな写真も撮れました。

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E4 連結

E1 は連結器カバーは開くようになっていません。そして大きくて重そうです。

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E1

E2 と E7の場合、正面からはちょっと違いますが横顔はよく似ています。この写真は一番奥が量産車の E2系、真ん中が先行量産車の E2系 N21(試作車ですね)、手前は E7 系 F2 編成。E2系は試作車と量産車で連結器カバーの形状が変わっています。E2系は両先頭車とも自動連結・解放型の連結器を付けられるよう設計されているので、連結器カバーは2段階ではなく 1段階で大きく開くようになっています。E7 系は先の 400系と同じように自動連結/解放は不要なので、2段階にカバーが開く形になっています。

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E2 と E7

驚いたことに E3 系の正面写真を一枚も持っていないことに気づきました。なので、代わりに East-i で、連結しない側の顔です。(East-i は両方ともこの顔で、E3 系は片側は連結できるタイプです。)

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East-i

E3 系の場合は試作車は 400系と同じ形、量産車は E1 と同じような形の連結器カバーですが、この East-i と同様に 2段階で外れる形ではなく、両方とも 1段階で外せる、または自動的にモスラ口が開く形になっています。

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East-i 東京寄り先頭車

実は E5 系もこんな写真しか持っていませんでした。。。。この E5 系 714-9001 は本来連結できる側ですが、モスラ口ではなくてカバーがはまっていて、モスラ口が開く形にはなっていません。実物大の模型なのでしょうがないところですね。

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E5系 U0

実際に E3 と E5 は興味がないので写真の撮影をしていないということみたいです。なので、代わりに E5 系の元となった FASTECH 360 S の E954 で代用。こちらは採用されなかった先頭スタイルで、連結器カバーは 500系と同じ感じで自動開閉することは全く考慮無しです。

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Fastec360S E954-1

これの反対側の E954-8 が E5 系の元なのですが。。。。やはり写真撮っていません。あのデザインは前から嫌いみたいです。ただ、 E954-8 の方は、E5系で採用されたモスラ口を容易に付けられるデザインでした。

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E954-8

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E954-8

次は E6 です。うっすらと2段階のように見える通り、連結側も外せるようになっています。メンテナンス性も考えて、2段階で外せるようにするのが最近の主流ですね。(もしかしたらただの線かもです。外れない構成だった気がしてきました。)

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E6

他の新幹線はどうかというと、まず 0系、これは FRP カバーで塗装されていて光りません。

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0系 リニア・鉄道館

ドクターイエローも塗装されていて光りません。でも、保存されていませんがこのドクターイエロー編成の反対側と JR西日本ドクターイエローのこの同じ車両では自動連結のテストを行うために自動連結の仕組みが取り付けられていて、実際に自動連結のテストが行われて、200系の飛び出す自動連結のしくみが実現しています。

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922 リニア・鉄道館

100系、もちろん外せるけれど自動での開閉には向きません。なので、このデザインで作られた一番速い 200系 F編成も、自動連結可能に改造されずに、実際に改造されたのはドクターイエローと同じ顔の丸鼻の方でした。

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100系 リニア・鉄道資料館 123-1

JR東海の新幹線は連結する必要が非常時しかないので、基本的には簡単に開閉できるようにはなっていません。電気掃除機と言われた 300系ももちろんです。

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300系 リニア・鉄道資料館 322-9001

500系はもちろん開閉は考慮されていません。でも、鼻が長いので1段階で外せるようになっています。

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EVANGELION 500系

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521-1 京都鉄道博物館

700系は横にでろ~~~んと長い鼻なので、外す部分は 2段階になっています。700系は2段目は上にはね上げる形ですが、N700系は取り外す形に変わっています。

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723-9001 リニア・鉄道資料館

このように、必要かどうかとメンテナンス性でお鼻の構造は変わってきています。

解体の時の E7 系の「お鼻」は?

これは実は 2種類の方法がとられていました。簡単に言うと 1段目だけ外した車両と 2段目まで外した車両とありました。それぞれは以下の通りです。

  • 1段目のみ

  F7, F8, F10, F14, F16, F18, W2, W7

  • 2段目まで

  F1, F2 

1段目と 2段目を外した場合の見た目は、こんな感じに違います。

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1段目だけ

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2段目まで

メンテナンスも関係なく、カーブも急ではないのになぜ F1 と F2 が 2段目まで外したのかは、結局のところ不明です。

おまけ

今日も近くに行く用事があったので寄ってきました。営業車両は休日は日中も入線しているんですね。もしかしたら、先日の洪水訓練の時の列車はこの出庫をそのまま使ったのかもしれません。時間的にもぴったりでした。

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出庫待ちの E7 と解体待ちの W7, W2

それにしても、アップルブリッジ赤沼の橋は急角度の橋なのに、橋の上に停車して写真を撮っている人がいるのには閉口しますね。今回も白い車が 2台も橋の上に停車して、眼鏡をかけたそれなりの年齢の人が撮影をしていました。鉄オタなのかわかりませんが、交通の妨げになるし、太鼓橋なので見通しが悪いので事故の原因になると思うのですが、そこまで思いが至らない人が多いのには呆れます。周りに配慮するのが趣味活動の基本なのですが、最近の鉄オタに対する批判は、そういう社会のルールを守らないところからきているんだろうなぁと思いました。