今日は豊野に行く用事があり、久しぶりに長野新幹線車両センターに行ってきました。4月、5月、6月と同じ月初の日に訪問していたのに、7月はここまであとにしたのは理由があります。1年前の今日 7月18日は、オリンピック装飾の E723-7 が長い保管状態から解体され始めたのを確認した日で、偶然そこに行く予定ができたので、あまり変化が無いということもあり訪問を空けておいたわけです。
1年前の状況は
1年前の写真の再掲ですが、こんな感じで臨修庫裏での解体が進んでいました。一番奥が E723-7 オリンピック装飾車両です。
この日の E723-7 は、解体開始 2日目のようで、窓ガラス撤去が始まっていました。
この解体場所も今ではすっかり片付いて奇麗になっています。今日の臨修庫、この写真は表側ですが奇麗さっぱりです。
そして、その隣の検修庫も生きてます。
東京オリンピックは 1年たってもう開催直前なのにグダグダ続きですが、2019年に洪水で水没した長野新幹線車両センターは、着実にいつもの姿に戻りつつありました。
留置線の状況
本日時点の留置線の状況は W7 系 W11 と E7 系 F9 の 2本が止まっていました。E7 系 F9 編成は、その前後が全部水没で廃車解体されています。(F7, F8, F10)W7系 W11は、水没時点での W7系の最終編成ですね。両編成の先頭部を見るとわかりますが、ちゃんと連結器カバーついています。生きている証拠。
ちなみに 1年前の同じ日はこんな感じです。一番右に雨でピカピカに戻った W7、その左の4本は 2番線側から F2, F18, W2, F1 が解体待ちしていました。この写真の F2 の所に今日は W11 が、F1の所に F9 が止まっている感じです。
東京よりも W7の W723-107 を撮影していた辺りは、
このように、営業車だけが止まっています。
臨修庫や検修庫側も、1年前はF16 の残りE725-216, E726-516 が留置されていましたが、
今日はこんな感じ。
さっぱりしたもんです。
いつものアップルブリッジ赤沼からの景色。
反対側の下から
生きている車両はかっこいいですね。
E723-7 のあった場所は
今はこんな状態です。
E723-18 の生首と台車
切り取られて移動した後、変化のない E723-18 と E7 の台車ですが、相変わらず同じところに置いてあります。
周りに草も生えてきているのとグレーのシートも変化なしなので、全く何もしていないんだなぁと思えるのですが実は何かをしているのではないかなと、よく見るとグレーのシートの手前側の閉じ方が変わっていました。
台車の方も梱包しているロープが外れているのですが、
一度グレーのシートを外したように見えるのですが、冬の時点でこの状態だったようです。
E723-18 の生首と E7系の台車、どうするんでしょうね。
あと、E7系の台車は再利用しているみたいで、車体は富山に送られていたようですが、台車は整備されて仙台新幹線車両センターなどに搬入されているものもあるみたいです。その後どれかの編成に再利用?なのかはわかりません。
長野新幹線車両センター
センター復活とともに草生していきつつある新幹線長野基地の碑。青空と草の緑とのコントラストがきれいでした。