また 2 か月ぶりに、ESXi Arm Edition の新しいバージョンの登場です。今回は version 1.5 で、まだ vSphere 7.0 0 ベースで、Build 18427252 です。
インストールは
前回の version 1.4 までもそうでしたが、今回もフレッシュインストールのみがサポートされます。インストールの際に「Preserve VMFS」を選択すれば、仮想マシンは消えることは無いのでインストール後にデータストアブラウザを開いて仮想マシンの再登録が可能です。x86 の ESXi とは異なりアップグレードはできません。flings なのでそこは我慢。
また、vCenter Server についても vCenter Server Appliance(VCSA)7.0 Update 1 は使えますが、FT や HA を使いたい場合は vCenter Server Appliance(VCSA)7.0cまたは7.0dが必要です。さらに、DRS を使う場合は vCenter Server Appliance(VCSA)7.0cまたは7.0dが必須になります。この vCenter Server Appliance(VCSA)7.0cまたは7.0dを使う場合は、別途vmware-fdm-7.0c-16620014.arm64.vibまたはvmware-fdm-7.0d-16749671.arm64.vibを組み込む必要があります。組み込み方はドキュメントESXi-Arm-Fling-Doc.pdfの28ページからある「10. Enabling vSphere HA」を参照して行ってください。
なにが変わったの?
今回はマイナーな修正にとどまっています。以下が新しく変わった点です。
ダウンロード情報
ダウンロードには My VMware アカウントが必要です。My VMware アカウントは個人でも作成できるので、リンクから My VMware アカウントを作成の後に、
ESXi Arm Edition | VMware Flings からイメージをダウンロードしてください。