雨予報だったのが変わって曇りになったので、傘をささずに訪問できました。
W7 系の状況
検修庫から出されて車輪転削庫前後に振り分けられて置かれている W7 は、相変わらず全く動きなくそのままの状態で置かれています。
そして W2 も F18 と並んで 4番線に留置されたままです。今は全ての編成の状態チェックと事前に外せるものは外し終わっている状態で、かつ検修庫にも入ることがないので、このまま解体までは動かないかもしれません。
F2 の状況
F2 は E725-2, E726-202 の解体が完了し、今は E726-402, E723-2, E726-102 が部品撤去中で、E725-402 が検修庫脇に待機しています。
思ったほど解体速度が上がっていなくてこの 4連休。F2 解体は 10月に入り込むかもしれません。
留置線の状況
変わりなしでした。
留置線の状況のいつもの図です。
解体待ちと解体済みの一覧
現在の水没 E7 / W7 の状況です。解体された順番に並べています。赤字は解体済み、黄色字は解体中、緑字は残されている車両、解体待ちの編成は解体順に現在の編成状態で書いてあります。 (W2 がオリジナルの編成の状態と異なります。)
【解体】
F10:E723-10, E726-110, E725-10, E726-210, E725-110, E726-310, E725-410, E726-410, E725-210, E726-510, E715-10, E714-10
F7 : E723-7, E726-107, E725-7, E726-207, E725-107, E726-307, E725-407, E726-407, E725-207, E726-507, E715-7, E714-7
F14:E723-14, E726-114, E725-14, E726-214, E725-114, E726-314, E725-414, E726-414, E725-214, E726-514, E715-14, E714-14
F8 : E723-8, E726-108, E725-8, E726-208, E725-108, E726-308, E725-408, E726-408, E725-208, E726-508, E715-8, E714-8
F16:E723-16, E726-116, E725-16, E726-216, E725-116, E726-316, E725-416, E726-416, E725-216, E726-516, E715-16, E714-16
F1:E723-1, E726-101, E725-1, E726-201, E725-101, E726-301, E725-401, E726-401, E725-201, E726-501, E715-1, E714-1
F2:E723-2, E726-102, E725-2, E726-202, E725-102, E726-302, E725-402, E726-402, E725-202, E726-502, E715-2, E714-2
F18:E723-18, E726-118, E725-18, E726-218, E725-118, E726-318, E725-418, E726-418, E725-218, E726-518, E715-18, E714-18
W7:W723-107, W726-107, W725-107, W726-207+W725-207, W726-307, W725-307, W726-407, W725-407, W726-507, W715-507, W714-507
W2:W726-402+W723-102,W726-102+W725-302,W725-102,W725-402,W726-202,W726-502,W715-502, W714-502, W725-202, W726-302
今週も4連休なので解体両数は少なくなりそうです。
おまけ
昨年の台風で水没してしまった長野新幹線車両センターですが、どんな感じで水が来る可能性があるか、写真で見てみます。
まずは高架下の調整池です。このあたりの高架下と右左にあります。この長野新幹線車両センター側の調整池は先端の部分はこの直後にある用水路にポンプアップで排水するようになっています。
そして、その用水路を挟んで右の道路側の調整池です。これも写真右中程に見えるところから用水路に排水します。
地図で言うとこの部分です。ここだけで4つも調整池があります。
この長野新幹線車両センターの下を抜けて反対側に出てくる場所は、F7 の先頭車 E723-7 がずっと置いてあった場所になります。
横に小さな口がありますが、これは別の細い用水路からの流れです。
そしていつもの解体場所の脇を流れていきます。
そして臨修庫先の調整池からの水を受け入れて、この先のポンプ所まで流れていき、ポンプ所から通常はそのまま、浅川の水位が上がっている場合はポンプで浅川に水が流れます。
この用水路を遡っていくと長野電鉄の柳原駅近くを通り、富士通の長野工場正門前のあたりを通り、市役所の脇、県庁の脇を通って裾花川につながっています。実際にはいろいろと離合しているのですが、浅川でもすぐ近くの千曲川でもなく、裾花川が源流というのも驚きです。その位、長野市にいっぱいある用水路は長く流れています。