自然の赴くままに・そのときの 気分次第で・なんとなく

興味を持ったことを、なんとなく気の向くまま書いています。

9月29日長野新幹線車両センターと新幹線車両の避難システムの訓練

用事の帰り道に寄り道して長野新幹線車両センターの状況と新幹線車両の避難システムの訓練を見てきました。

留置線の状況

W2 を 2番線に移動した後、検修庫側のポイントのメンテナンスをしているのを確認しました。ポイントマシンの動力部やコントロール部のふたを開け、ハンドルで回して動作の確認をしていました。

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ポイント修繕

そして検修庫もフルオープン、いつでも入れるよと言わんばかりです。ただ、架線に電気が来ているかどうかを表示するランプは消えているので、まだまだ使用開始ににはならないようです。

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通電表示灯は消えたまま

留置線では日中としては珍しく 6番線に F13編成が入ってきています。

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長野新幹線車両センター 9月29日見たまま(午後)

金網で邪魔されていてよく見えませんが、左端が W7 編成で、右に写っているヘッドライトが点灯しているのが F13 です。ヘッドライトは見にくいのですが、廃車車両と違うのは連結器カバーがついていることでわかります。この車両基地で生きている車両を日中見るのは、先の留置線の入線試験以来です。

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W7 編成と F13 編成

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F13 編成の E723-13 アップ

アップルブリッジ赤沼から見ると、このような配置です。この写真ではっきり連結器カバーがついている F13 がわかるかと思います。

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左から W2, F18, 生きている F13, W7

W2 の状況

W2の留置状況を写真とともに確認しました。編成状態は

W715-502, W714-502, W725-202, W726-302, W725-102,W726-202, W725-402,W726-502, W726-402, W723-102,W726-102, W725-302 

です。個々に写真を撮影できそうな車両は撮ってみました。まずは一番飯山寄りにある 7号車 W725-302 です。留置場所的にこんな写真しか撮れませんでした。

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7号車の W725-302

次は 2号車 W726-102

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2号車の W726-102

次は 1号車 W723-102 

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1号車の W723-102

次は 8号車 W726-402

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8号車の W726-402

次は 10号車 W726-502

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10号車の W726-502

次は 9号車  W725-402 

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9号車の  W725-402

次は 4号車 W726-202

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4号車の W726-202

次は 3号車 W725-102

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3号車の W725-102

次の 5号車の W725-202, 6号車の W726-302 は、撮影場所の都合でまとめて

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W725-202, W726-302

次は 12号車 W714-502

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12号車の W714-502

先頭部分のアップ

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W714-502

最後は 11号車 W715-502。隣に F18 の E723-18 とその奥に今日の訓練用の F13 が見えます。

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11号車の W715-502

新幹線車両の避難システムの訓練

ニュースで言っていた新幹線車両の避難システム「車両疎開判断支援システム」を使用した訓練のマスコミへの公開が行われていました。

まずは、新幹線統括本部の人たちがバス2台に分乗し現地入り。

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新幹線統括本部送迎バス

そして、長野新幹線車両センターの留置線から本線に向かう場所に陣取り

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関係者

上空にはヘリコプター2台、アップルブリッジ赤沼には NBSNHK の人が(撮影していませんが)陣取って訓練開始。

訓練には 6番線に入線している F13 が使われました。

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6番線のF13

この後マスコミや関係者の見守る中、F13編成は静かに動き出し、長野駅まで回送されていきました。(下は共同通信のニュースの動画)

youtu.be

それにしても、今後台風19号と同じ規模の台風と洪水の予測が出た場合、このシステムを利用して10編成を避難させるとしても、7時間ほどかかるというのは暢気すぎ・・・と思ってしまったのは私だけでしょうか。車両は本線を止めればすぐにでも移動できると思うのに、何か別の要因で 7時間もかかってしまうというのであれば本末転倒な気がします。
ニュースでは検修機能は12月25日までに修理を終え運用開始、その他も来年度中の現状復旧を目指すとのこと。とりあえずは車両基地の機能は年内に復旧し、解体場所としての機能もそこで終了になるかと思います。このブログで追っかけるのも、そこを最後にしたいと思っています。

おまけ

赤沼長野新幹線車両センター近所の産業廃棄物業のヤードには、新幹線屑は置かれていませんでした。車体はここではなく、別の所に運んで行っているようです。

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産廃ヤード