自然の赴くままに・そのときの 気分次第で・なんとなく

興味を持ったことを、なんとなく気の向くまま書いています。

10月10日長野新幹線車両センターの状況

台風が来ないことが分かったので、曇り空の中長野新幹線車両センターを訪問してきました。

F18 動く

いよいよ JR東日本編成の最後 F18 が解体準備に入りました。留置線の 3番線から車輪転削庫手前の W7 の前に 4両づついつもの形で止め置きされています。

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W7 手前に移動した F18

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4両づつ移動するので、先頭車は編成の真中に
E723-18 は飯山寄り

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りんごと E714-18
E714-18 はアップルブリッジ赤沼の下

10両はこのように留置されていますが、上の写真でもわかるように 3号車と 4号車はここに編成されていません。残りの 2両は検修庫脇に移動していました。

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残りの 2両、E725-18, E726-218

この場所に 2両持ってきているというのが今までと少し違うところです。今日は E714-2 が搬出のはずなので、その後の月曜日の車両の入れ換えが気になります。臨修庫奥の線路の状態を確認するなどのため、まとめて 2両にしてあるのでしょうか。(実はそう思う理由が今回の記事の中の写真にあります。)

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E726-218

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E725-18

解体車両は

音はしているので解体はしているようです。既に搬出その他についてはトラックで特定の曜日にどこかに持って行っているのはわかっていることなので、今日はトラックが出てくるまでは待ちませんでした。(解体された車両にはあまり興味がないので)

現在臨修庫奥で解体されているのは、E725-202, E726-502, E715-2 で、E714-2 は臨修庫内で既にバラバラになっていると思います。

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奥から E715-2, E726-502, E725-202

一番手前の E725-202 はまだ手つかずのようです。

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E725-202

車両の銘鈑の処理

気にしていなかったのですが、先日まとめて車両から銘鈑が外されたようです。銘鈑のあったところだけとても奇麗。

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銘鈑を取り外した跡

これ、8月29日訪問時、写真では見ずらいですがしっかり車両に銘鈑がついています。

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8月29日の車端にある銘鈑

ただ、9月5日の写真では、既に銘鈑の部分が白く抜けているのを確認できているので、9月に入って全部撤去したように見えます。この銘鈑の撤去の仕方が実は JR東日本の E7 系と JR西日本の W7 系でも異なっていて、E7 は JR東日本の銘鈑と車両メーカーの銘鈑両方とも撤去しているのですが、JR西日本の W7 は JR西日本の銘鈑だけ撤去しています。

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社名銘鈑だけ撤去されている W7

どうしてこのようにしているのかは理由はわかりません。でも、社名銘鈑は必ず撤去しているということは、さすがに新幹線の車両基地に泥棒に入る「鉄」はいないと思うので、この車両達の所有(権利)関係の移譲などの理由があるのかもしれないですね。

留置線の状況

F18 が移動してしまったため、留置線は車輪転削庫奥の W7 と併せて JR西日本の車両だけになりました。

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左が W7, 右が W2

W2 は変則な形での留置ですので、横からであれば一緒に見ることができますが、両編成の先頭車を並べてみることはできません。

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2本の W7 系と 1本の E7系。手前が W7 の W714-507, 奥が W2 の W723-102, 高架上はこの時間の運用は E7系なので、E7系 E714 のいずれかの営業編成

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さっぱりしてしまった留置線

W2 の山側もすべてを見ることができました。

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留置線の W2

F18 が移動したことで、留置線には W2 のみが留め置かれています。

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長野新幹線車両センター 10月10日見たまま

11月半ばまでの間に F18 が片付いたら、いよいよ W2 がどこかに移動する番ですね。

解体待ちと解体済みの一覧

現在の水没 E7 / W7 の状況です。解体された順番に並べています。赤字は解体済み、黄色字は解体中、緑字は残されている車両、解体待ちの編成は解体順に現在の編成状態で書いてあります。 (W2 がオリジナルの編成の状態と異なります。)

【解体】

F10:E723-10, E726-110, E725-10, E726-210, E725-110, E726-310, E725-410, E726-410, E725-210, E726-510, E715-10, E714-10
F7 : E723-7, E726-107, E725-7, E726-207, E725-107, E726-307, E725-407, E726-407, E725-207, E726-507, E715-7, E714-7

F14:E723-14, E726-114, E725-14, E726-214, E725-114, E726-314, E725-414, E726-414, E725-214, E726-514, E715-14, E714-14

F8 : E723-8, E726-108, E725-8, E726-208, E725-108, E726-308, E725-408, E726-408, E725-208, E726-508, E715-8, E714-8

F16:E723-16, E726-116, E725-16, E726-216, E725-116, E726-316, E725-416, E726-416, E725-216, E726-516, E715-16, E714-16

F1:E723-1, E726-101, E725-1, E726-201, E725-101, E726-301, E725-401, E726-401, E725-201, E726-501, E715-1, E714-1

F2:E723-2, E726-102, E725-2, E726-202, E725-102, E726-302, E725-402, E726-402, E725-202, E726-502, E715-2, E714-2

F18:E723-18, E726-118, E725-18, E726-218, E725-118, E726-318, E725-418, E726-418, E725-218, E726-518, E715-18, E714-18

W7:W723-107, W726-107, W725-107, W726-207+W725-207, W726-307, W725-307, W726-407, W725-407, W726-507, W715-507, W714-507

W2:W726-402+W723-102,W726-102+W725-302,W725-102,W725-402,W726-202,W726-502,W715-502, W714-502, W725-202, W726-302

F18 着手準備で、いよいよ JR東日本の廃車 E7 系はすべて消滅になります。残りは W7 2本ですね。

川崎重工では完成した F29,F30 編成が確認されているので、F28, F29, F30 編成の登場ももうすぐです。2020年度は F30 までのを追加で F32 まで作る予定になっていたので、F28~F30 はそのまま上越新幹線に、F31, F32 登場で上越新幹線から借りている借りている F23~F27 の中から 2本返す、または新造車の F31, F32 をそのまま上越新幹線に入れるかのどちらかになるんでしょうね。後者のような気はしますが。

おまけ

撮りやすいところにユニットが置かれていたので、床下の写真を撮影してみました。

W726-218

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E726-218 その1

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E726-218 その2

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E726-218 その3

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E726-218 その4

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E726-218 その5

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E726-218 その6

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E726-218 その7

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E726-218 その8

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E726-218 その9

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E726-218 その10

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E726-218 その11
E725-18

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E725-18 その1

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E725-18 その2

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E725-18 その3

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E725-18 その4

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E725-18 その5

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E725-18 その6

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E725-18 その7

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E725-18 その8

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E725-18 その9

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E725-18 その10

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E725-18 その11

反対側は撮ることができないです。